決勝はコルネとフェロのフランス勢対決に [ローザンヌ女子選手権]

WTAツアー公式戦の「ローザンヌ女子選手権」(WTAインターナショナル/スイス・ヴォー州ローザンヌ/7月15~21日/賞金総額25万ドル/クレーコート)のシングルス準決勝で、ふたりのフランス人選手が勝って決勝で対決することになった。

 第3シードのアリゼ・コルネ(フランス)がタマラ・コーパッチ(ドイツ)を6-3 6-4で下し、22歳のフィオナ・フェロ(フランス)はベルナルダ・ペラ(アメリカ)を6-1 6-4で退けた。

 今年5月に世界ランク自己最高の82位に至り、現在98位のフェロにツアーでの経験が浅いこともあり、ふたりはこのレベルの公式戦で対戦したことがまだない。

 グスタッドで行われていた昨年の同大会で優勝している29歳のコルネは、「肉体的に非常に厳しい試合だった」と準決勝の試合を振り返った。

 また、2年連続で決勝に至ったことについては、「連続で決勝まで勝ち残れるなんて、クレイジーだわ。そう頻繁に起こることじゃない」と喜び、「私はただ、スイスではいいフィーリングを覚え、アットホームな気持ちになれるのだと思う。クレーコート、そして高度が高いここのコンディションも私のテニスを助ける要因になっている。(決勝で)昨年と同じ結果を出せるよう願うわ」と話した。

 コルネは決勝の相手であるフェロについて、「彼女はフランスの新世代のプレーヤーで、とても感じのいい娘なの。ツアーでの彼女は、ちょっぴり私の妹のような存在と言えるわね」と明かし、「彼女にとって初のツアー決勝で、私に対してプレーするというのは素敵なことだわ」と言い添えた。(テニスマガジン)

※写真はフレンチ・オープンでのフィオナ・フェロ(フランス)
PARIS, FRANCE - MAY 26: Fiona Ferro of France serves during her ladies singles first round match against Kristina Mladenovic of France during Day one of the 2019 French Open at Roland Garros on May 26, 2019 in Paris, France. (Photo by Clive Mason/Getty Images)

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