車いすの部がスタート、3連覇を目指す上地結衣がカポッチを下して初戦突破 [フレンチ・オープン]

今年ふたつ目のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の大会12日目は車いすの部が始まり、女子シングルス1回戦で第2シードの上地結衣(三井住友銀行)がジウリア・カポッチ(イタリア)を6-4 6-2で下し、初戦を突破した。試合時間は1時間27分。

 全仏に6年続7回目の出場となる上地は、2014年にシングルスでのグランドスラム初タイトルを獲得。昨年の大会では、2年連続3度目の優勝を飾った。

 上地は準決勝で、マジョレーン・バイス(オランダ)とワイルドカード(主催者推薦枠)のシャーロット・ファマン(フランス)の勝者と対戦する。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会は、男子シングルスで国枝慎吾(ユニクロ)が3年ぶり7度目の優勝、女子シングルスは上地が大会連覇を果たした。男子ダブルスではステファン・ウッデ/ニコラ・パイファー(ともにフランス)が2連覇、女子ダブルスはディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)が制した。

※写真は上地結衣(三井住友銀行)
撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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