前年覇者の大坂なおみが世界1位としての初勝利、前回敗れたムラデノビッチに雪辱 [BNPパリバ・オープン]

WTAツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月6~17日/賞金総額903万5428ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、前年覇者で第1シードの大坂なおみ(日清食品)がクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を6-3 6-4で倒し、世界ランク1位としての初勝利を挙げた。試合時間は1時間21分。

 今大会の本戦に3年連続出場となる大坂は、昨年の大会でツアー初優勝。準決勝で当時世界1位だったシモナ・ハレプ(ルーマニア)を6-3 6-0で、決勝では同じ1997年生まれのダリア・カサキナ(ロシア)を6-3 6-2で破って栄冠に輝いた。

 この結果で大坂は、ムラデノビッチとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。両者は2週間前にドバイ(WTAプレミア5/ハードコート)の2回戦で対戦したばかりで、そのときはムラデノビッチが6-3 6-3で勝っていた。

 2018年シーズンの大坂は、3月にインディアンウェルズでツアー初優勝を果たし、9月にはUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で日本テニス史上初めてシングルスでグランドスラムのタイトルを獲得。今年1月にはオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成し、世界ナンバーワンの座に就いた。

 大坂は3回戦で、第25シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)と対戦する。コリンズは2回戦で、キルステン・フリプケンス(ベルギー)を6-4 6-1で下しての勝ち上がり。

※写真は大坂なおみ(日清食品)
INDIAN WELLS, CALIFORNIA - MARCH 09: Naomi Osaka of Japan celebrates match point against Kristina Mladenovic of France during their women's singles second round match on day six of the BNP Paribas Open at the Indian Wells Tennis Garden on March 09, 2019 in Indian Wells, California. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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