上地結衣がグランドスラム初出場のカポッチを下して初戦を突破 [オーストラリアン・オープン・車いすの部]

 今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月14~27日/ハードコート)の車いすの部の女子シングルス1回戦で、第2シードの上地結衣(エイベックス)がジウリア・カポッチ(イタリア)を7-6(3) 6-3で破り、初戦を突破した。試合時間は1時間26分。

 全豪に6年連続出場となる24歳の上地は、3度目の決勝進出を果たした2017年に初優勝。2連覇を狙った昨年は、決勝でディーダ・デ グロート(オランダ)に6-7(6) 4-6で敗れていた。

 この結果で上地は、カポッチとの対戦成績を6勝0敗とした。26歳のカポッチは、この試合がグランドスラムのデビュー戦だった。

 上地は準決勝で、アニーク・ファンクォト(オランダ)とクオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)の勝者と対戦する。

 カポッチとのペアでダブルスにも出場している上地は、初戦で第1シードのデ グロート/ファンクォトと対戦する予定となっている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会では、シングルスで国枝慎吾(ユニクロ)とデ グロートが優勝。ダブルスはステファン・ウッデ/ニコラ・パイファー(ともにフランス)と上地/マジョレーン・バイス(オランダ)がタイトルを獲得した。

※写真は上地結衣(エイベックス)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 23: Yui Kamiji of Japan plays a backhand in her Wheelchair Singles Quarterfinals match against Giulia Capocci of Italy during day 10 of the 2019 Australian Open at Melbourne Park on January 23, 2019 in Melbourne, Australia. (Photo by Darrian Traynor/Getty Images)

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