大谷桃子がグランドスラム2大会目で初勝利 [フレンチ・オープン車いすの部]

今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)の車いすの部の女子シングルス1回戦で、大谷桃子(株式会社かんぽ生命保険)がクオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)を6-4 6-1で下し、グランドスラム2大会目で初勝利を挙げた。試合時間は1時間11分。

 9月のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)でグランドスラム初出場を果たした25歳の大谷は、初戦で上地結衣(三井住友銀行)との日本人対決に2-6 6-7(5)で敗れていた。

車いすテニス2020|PHOTOアルバム

 大谷は準決勝で、第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)とジョーダン・ワイリー(イギリス)の勝者と対戦する。

 モンジェーヌとのペアでダブルスにもエントリーしている大谷は、初戦で第1シードのデ グロート/アニーク・ファンクォト(オランダ)と対戦する予定になっている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会は、男子シングルスでグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)が3年ぶり2度目、女子シングルスはデ グロートが初優勝を飾った。男子ダブルスではフェルナンデス/国枝慎吾(ユニクロ)が初タイトルを獲得し、女子ダブルスはデ グロート/ファンクォトが2連覇を達成した。(テニスマガジン)

※写真はイメージ(Getty Images)

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