19歳デミノーが8強入り「チャンスを大事にした」 [シドニー国際]

 オーストラリア・シドニーで開催されている「シドニー国際」(ATP250/1月6~12日/賞金総額58万9680ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、 第5シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)が予選から勝ち上がったライリー・オペルカ(アメリカ)を6-4 7-6(4)で破り、準々決勝に進出した。

 この試合は火曜日の夜、わずか1ゲームをプレーしたところで雨のため翌日に持ち越されていた。デミノーは準々決勝で、同胞でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジョーダン・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。

「今日の僕は、ラッキーだったと思う。ライリーは信じられないほど厳しい相手だ」とデミノーは振り返った。

「僕は自分が手にしたチャンスを大事にした。第2セットでもブレークできたらよかったのだが…。いくつかのチャンスを手にしたけど(そうできず)、でも自分のサービスにしっかり集中したのはよかった点だ。展開が僕に有利なほうに転んだことをうれしく思うよ」

 そのほかの2回戦では、第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がラッキールーザーで本戦入りしたギド・アンドレオッシ(アルゼンチン)を6-3 6-4で下した。第3シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)は予選勝者のギジェルモ・ガルシア ロペス(スペイン)を6-2 6-3で退けた。第4シードのジル・シモン(フランス)はサム・クエリー(アメリカ)に7-6(5) 6-7(6) 6-4で競り勝った。

 また、日本の西岡良仁(ミキハウス)が予選勝者のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-3 6-1で退け、第8シードのアンドレアス・セッピ(イタリア)はマルティン・クーリザン(スロバキア)を7-6(2) 6-2で倒した。

 準々決勝の顔合わせは(ドローの上から)、チチパス対セッピ、シュワルツマン対西岡、ジョン・ミルマン(オーストラリア)対シモン、デミノー対トンプソンとなった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はアレックス・デミノー(オーストラリア)
SYDNEY, AUSTRALIA - JANUARY 09: Alex De Minaur of Australia speaks at a press conference during day four of the 2019 Sydney International at Sydney Olympic Park Tennis Centre on January 09, 2019 in Sydney, Australia. (Photo by Mark Metcalfe/Getty Images)

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