HEADラジカル誕生25周年について、アガシが語る

HEADは、名器「ラジカル」の生誕25周年を記念して、このラケットと、愛用するアスリートたちが作ってきた伝説を称えるべく、ラジカル限定モデルを発表した。
ラジカルと言えば、それはアンドレ・アガシ(アメリカ)ーー。
Andre Agassi Reviews the 25th Anniversary Radical LTD Edition Racquet
www.youtube.comアンドレ・アガシ Interview by HEAD
Q 1994年のUSオープンでラジカルを使って優勝したことを思い出します。
アガシ ゲームの組み立てができれば、優勝できると思っていたよ。決勝のマッチポイントでショートバックハンドをフルスイングしたことは、今でも忘れない。あのときは追い風だったから、どうやって打ったのかは聞かないでくれ。それにしても、自分が使用しているラケットには、とても自信があったよ。いつもベストなパフォーマンスを生み出してくれるんだ。
Q HEADファミリーになったことについて。
アガシ いつも自分をより良くしてくれる。HEADが何を追求しているのか、自分でよければ手助けするから、教えてくれと常に言っていたよ。HEADとは、常にラケットについて話してきて、次の時代に何が必要なのかをともに追求してきた。本当にいいパートナーだよ。
Q HEADと働き出してどう変わりましたか。
アガシ 自分の好きなラケットの打球感を常に探してきた。HEADはそれを実現できるし、もっと良くなると言ってくれたよ。そして、それを実現してくれるチームに僕を入れてくれた。ともにラケットを開発して、最初にラケットを手で触ったときの感触は忘れないし、後戻りすることはなかったよ。
Q 現役時代にラケットに求めていたことは何ですか。
アガシ 余裕のあるスイートスポットが必要だったから、より大きなスイートスポットを求めていた。試合中に、自分の考え方を変えたとき、いつもラケットがそれに応えてくれたんだ。だからどんなときも落ち着いてプレーすることができた。ほかのラケットにはない、抜群の安定感があったよ。精確さ、常に同じ打球感が僕は欲しかったんだ。
Q ラジカルを使用してプレーしたとき、自分のゲームに変化はありましたか。
アガシ 今までよりもコントロールを感じたし、力強さも感じたよ。相手により多くのダメージを与えることができたし、コートの上で違う動きができた。相手をコートの後ろに下げることで、センターを陣取ることができたし、ボールを操作することができた。ラケットの感覚をよく把握していたから、どんなふうにラケットを振れば、どのようにボールが飛んでいくかがわかっていたんだ。

RADICAL OS:これはアガシの初めてのラジカルのレプリカ版。320g、18×19のストリングパターン、690cm²のヘッドサイズ。このラケットは、90年代初めのテニスシーンを愛するテニスファンに向けて作られたもの。マルハナバチ(丸花蜂)がモチーフの象徴的なデザイン
Q 現役時代に、HEADとともにラジカルの進化について考えましたか。
アガシ 試合のゲーム運びをより良くするために、ラケットを力強くさせるために、何が必要なのか、バランスよくボールを吸収させる方法とかを考えていたよ。ラケットの重さ、バランス、素材の進化は重要だよね。僕が求めていたラケットは、なるべく重さのあるラケットで、テンションが低いラケット。ラケットの重さは疲れやケガに影響しないし、テンションが低いのは、ずっとボールをコントロールできるから。相手にどれだけの衝撃を与えられるかが、重要だからね。僕自身が進化するにつれて、試合をコントロールできるように、ラケットのバランスポイントを変えていたよ。
Q ラジカルのどんな部分が好きですか。
アガシ すべてが今までにない感じだった。現役時代の自分の性格を調和してくれるラケットだよ。とにかくすべてが好き。自分自身を表現できるものだったから。

GRAPHENE TOUCH RADICAL MP:これはGRAPHENE TOUCH MP RADICALの限定版。革新的なグラフィン・タッチテクノロジーを採用し、最高のタッチと安定した衝撃減衰を実現した。16×19ストリングパターンを採用し、操作性とスピンを向上。1993年発表の初代ラジカルから着想を得た、紛れのないマルハナバチ(丸花蜂)のデザイン
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