マクラクラン勉/内山靖崇がデ杯初勝利、日本のファイナルズ予選進出が決定 [デ杯日本対ボスニア・ヘルツェゴビナ]
男子テニスの国別対抗戦、デビスカップ・ワールドグループ・プレーオフ「日本対ボスニア・ヘルツェゴビナ」(9月14~16日/大阪府大阪市・ITC靱テニスセンター/ハードコート)の2日目のダブルスで、日本のマクラクラン勉(複21位)/内山靖崇(北日本物産:複102位)がボスニア・ヘルツェゴビナのトミスラフ・ブルキッチ(複146位)/ネルマン・ファティッチ(複843位)を6-2 6-4 6-4で破り、日本の勝利が決まった。試合時間は1時間52分。
ボスニア・ヘルツェゴビナは、ブルキッチのパートナーを当初予定されていたミルザ・バシッチ(複233位)からファティッチに変更してダブルスに臨んでいた。
マクラクランと内山のコンビは、3度目のデ杯ダブルス出場で初勝利を挙げた。ニュージーランド出身で日本国籍を取得したマクラクランは、昨年9月に同会場で行われたブラジルとのプレーオフでデ杯デビュー。内山とのペアで同年10月に東京(ATP500/ハードコート)でATPツアー初優勝を果たしているが、デ杯での戦績は0勝2敗だった。
初日に行われたシングルスは、第1試合でエースのダニエル太郎(エイブル:単72位)がブルキッチ(単240位)を6-4 6-2 7-6(3)で、第2試合は西岡良仁(ミキハウス:単170位)が相手エースのバシッチ(単79位)を6-4 6-3 6-3で破り、2勝挙げた日本がワールドグループ残留に王手をかけていた。
デ杯は男子テニスの国別対抗戦で、会場はホーム&アウェー方式となっている。日本は現在世界の上位16ヵ国が争うワールドグループに属しており、イタリアとの1回戦(岩手県・盛岡タカヤアリーナ/2月2~4日/室内ハードコート)に1勝3敗で敗退。4年連続でワールドグループ残留をかけたプレーオフに臨んでいる。
ボスニア・ヘルツェゴビナはヨーロッパ・アフリカグループ1部の2回戦(スロバキア・ブラチスラバ/4月6、7日/室内クレーコート)でスロバキアを3勝2敗で倒し、初のプレーオフ進出を果たした。
両国は、今回が初対戦だった。
2019年からデ杯は新フォーマットに変更されることが決まっており、プレーオフに勝利した日本は来年2月に予定されているファイナルズ予選に進むことが確定した。
24ヵ国がホーム&アウェー方式で争う予選ラウンドは、ベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した12ヵ国が、18チームによって争われる11月のファイナルズに進出する。
※文中の世界ランクはは9月10日付、出場選手は変更される可能性があります。
ワールドグループ・プレーオフ 日本 3-0 ボスニア・ヘルツェゴビナ
第1日|9月14日(金)
シングルス第1試合 ○ダニエル太郎(エイブル:単72位)6-4 6-2 7-6(3) ●トミスラフ・ブルキッチ(単240位)
シングルス第2試合 ○西岡良仁(ミキハウス:単170位)6-4 6-3 6-3 ●ミルザ・バシッチ(単79位)
第2日|9月15日(土)
ダブルス ○マクラクラン勉(複21位)/内山靖崇(北日本物産:複102位)6-2 6-4 6-4 ●トミスラフ・ブルキッチ(複146位)/ネルマン・ファティッチ(複843位)
第3日|9月16日(日)
シングルス第1試合 ダニエル太郎(エイブル:単72位)vs ミルザ・バシッチ(単79位)
シングルス第2試合 西岡良仁(ミキハウス:単170位)vs トミスラフ・ブルキッチ(単240位)
※デビスカップルールにより、第3日目は1試合のみとなる可能性あり
※写真は日本のマクラクラン勉(右)/内山靖崇
撮影◎牛島寿人
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ