ダニエル太郎がブルキッチから2セット連取、日本が1勝目に王手 [デ杯日本対ボスニア・ヘルツェゴビナ]

 男子テニスの国別対抗戦、デビスカップ・ワールドグループ・プレーオフ「日本対ボスニア・ヘルツェゴビナ」(9月14~16日/大阪府大阪市・ITC靱テニスセンター/ハードコート)が始まり、初日の第1試合は日本のダニエル太郎(エイブル:単72位)がボスニア・ヘルツェゴビナのトミスラフ・ブルキッチ(単240位)と対戦。第1セットを6-4で先取したダニエルが第2セットも6-2で奪い、日本が1勝目に王手をかけた。

 両者の過去の対戦成績は、1勝0敗でダニエルがリード。2015年4月にメルスィン(ATPチャレンジャー/4.25万ユーロ/クレーコート)の予選で初対戦しており、ダニエルが6-2 6-3で勝っている。

 2014年に初の日本代表入りを果たしたダニエルは、今回が6度目のデ杯出場。これまでシングルス9試合に出場し、3勝6敗の戦績を挙げている。2月のイタリア戦では、ファビオ・フォニーニに4-6 6-3 6-4 3-6 2-6で敗れていた。

 デ杯は男子テニスの国別対抗戦で、会場はホーム&アウェー方式となっている。日本は現在世界の上位16ヵ国が争うワールドグループに属しており、イタリアとの1回戦(岩手県・盛岡タカヤアリーナ/2月2~4日/室内ハードコート)に1勝3敗で敗退。4年連続でワールドグループ残留をかけたプレーオフに臨んでいる。

 ボスニア・ヘルツェゴビナはヨーロッパ・アフリカグループ1部の2回戦(スロバキア・ブラチスラバ/4月6、7日/室内クレーコート)でスロバキアを3勝2敗で倒し、初のプレーオフ進出を果たした。

 両国は、今回が初対戦となる。

 試合方法は3日間にわたって行われる1チーム4人の団体戦で、初日に「シングルス1、シングルス2」の2試合、2日目にダブルス1試合、最終日に「シングルス1同士」「シングルス2同士」の対戦(リバースシングルス)が行われる。全5試合のうち、先に3勝したチームが勝者となる。

※文中の世界ランクはは9月10日付、出場選手は変更される可能性があります。

ワールドグループ・プレーオフ 日本 vs ボスニア・ヘルツェゴビナ

第1日|9月14日(金)

シングルス第1試合 ダニエル太郎(エイブル:単72位)vs トミスラフ・ブルキッチ(単240位)

シングルス第2試合 西岡良仁(ミキハウス:単170位)vs ミルザ・バシッチ(単79位)

第2日|9月15日(土)

ダブルス マクラクラン勉(複21位)/内山靖崇(北日本物産:複102位)vs ミルザ・バシッチ(複233位)/トミスラフ・ブルキッチ(複146位)

第3日|9月16日(日)

シングルス第1試合 ダニエル太郎(エイブル:単72位)vs ミルザ・バシッチ(単79位)

シングルス第2試合 西岡良仁(ミキハウス:単170位)vs トミスラフ・ブルキッチ(単240位)

※デビスカップルールにより、第3日目は1試合のみとなる可能性あり

※写真は日本のダニエル太郎(エイブル)
撮影◎牛島寿人

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