全日本ジュニア優勝の坂詰姫野が荒川晴菜を下してタイトルを獲得 [GSユアサオープン]

ITF(国際テニス連盟)女子サーキット「WOMEN'S CIRCUIT GS YUASA OPEN」(京都府京都市・ハンナリーズアリーナ:京都市体育館/本戦9月4~8日/賞金総額1.5万ドル/室内カーペットコート)は最終日を迎え、単複の決勝が行われた。
日本人同士の対戦となったシングルス決勝は、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した坂詰姫野(Team YUKA)が第1シードの荒川晴菜(フリー)を3-6 6-3 6-1で下して優勝を果たした。試合時間は1時間49分。
8月の全日本ジュニア18歳以下を制した17歳の坂詰は、ITF女子サーキットは5大会目の参戦で初のタイトルを獲得した。
今大会での坂詰は、1回戦で長谷川茉美(伊予銀行)を6-3 6-4で、2回戦で第7シードの西本恵(島津製作所)を4-6 6-3 7-5で、準々決勝で予選勝者の西郷里奈(志津テニスクラブ)を6-1 6-3で、準決勝では第4シードのトーリ・キナード(アメリカ)を6-1 7-5で破って決勝進出を決めていた。
昨年4月にプロに転向した18歳の荒川は、ITF女子サーキットのシングルスで3度目の決勝だったが初優勝はならず。京都では2016年にも最終日まで勝ち残ったが、宮村美紀(フリー)に敗れて準優勝に終わっていた。
4強を日本人ペアが独占したダブルスの決勝は、清水千夏(フリー)/首藤みなみ(スポーツクリエイト)がワイルドカードの中島美夢(相生学院高等学校)/西郷里奈(志津テニスクラブ)を6-2 6-4で倒して大会を制した。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)
シングルス決勝
○28坂詰姫野(Team YUKA)[WC] 3-6 6-3 6-1 ●1荒川晴菜(フリー)[1]
ダブルス決勝
○8清水千夏/首藤みなみ(フリー/スポーツクリエイト)6-2 6-4 ●13中島美夢/西郷里奈(相生学院高等学校/志津テニスクラブ)[WC]
写真◎Getty Images
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