ウインブルドン優勝ペアのデ グロート/上地結衣が初戦に完勝 [USオープン・車いすの部]

「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月27日~9月9日/ハードコート)の車いすの部の女子ダブルス1回戦で、第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)/上地結衣(エイベックス)がサビーネ・エラルブロック(ドイツ)/ルーシー・シューカー(イギリス)を6-0 6-0で破り、決勝進出を果たした。試合時間は47分。

 上地とデ グロートのコンビは、今季4度目のダブルス出場。7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)では、同ペアでのグランドスラム初優勝を果たしている。

 デ グロート/上地は決勝で、第2シードのマジョレーン・バイス/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)と対戦する。バイス/ファンクォトは1回戦で、ダナ・マシューソン(アメリカ)/クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)を6-1 6-1で下しての勝ち上がり。

 シングルスに第2シードで出場している上地は、この日行われた1回戦でバイスを6-0 6-0で倒していた。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会は、シングルスでステファン・ウッデ(フランス)と上地がタイトルを獲得。ダブルスでは、アルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(ともにイギリス)とバイス/デ グロートがともに初優勝を果たした。

※写真はシングルス1回戦での上地結衣(エイベックス)
撮影◎毛受亮介

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