ワン・チャンがUSオープン欠場を発表、コーチとの関係にも終止符

女子テニス世界ランク29位のワン・チャン(中国)が自身のSNSを更新し、ウェスタン&サザン・オープン(プレミア5/ハードコート)とUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を欠場すると発表した。

 ワンはウェイボー(中国版ツイッター)への投稿を通し、「困難な時期に、私はもっとも難しい決断をしなければなりませんでした。国際的な渡航制限と安全性に関する懸念のため、私とチームはシンシナティとUSオープンを欠場することにしました。皆様の素晴らしい努力に感謝し、来シーズンにお会いできることを楽しみにしています」とコメントした。

 USオープンに昨年まで6年連続で出場していたワンは、昨年の大会でグランドスラム自己最高となる準々決勝に進出し、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に1-6 0-6で敗れていた。ワンは同大会の4回戦でアシュリー・バーティ(オーストラリア)を6-2 6-4で破っており、今年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の3回戦ではセレナを6-4 6-7(2) 7-5で倒す金星を挙げていた。

 彼女は同じ投稿の中で、フランス人コーチのトーマス・ドルーエ氏との関係を終了したことを明かした。

 この決断についてワンは「トーマスと私は試合で海外に行くことができす、コーチは指導するために国に入ることができませんでした。私たちは話し合って合意に達し、協力関係を終了しなければなりませんでした」と説明し、「私は永遠に感謝しています。彼と彼の家族の幸運を祈っています」とメッセージを送った。(テニスマガジン)

※写真は昨年のUSオープンでのワン・チャン(中国)(Getty Images)

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