残るシードはチェッキナートだけ、エドマンドとシャポバロフ敗退 [ネイチャーバレー国際]

 イギリス・イーストボーンで開催されている「ネイチャーバレー国際」(ATP250/6月25~30日/賞金総額72万1085ドル/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、第2シードのカイル・エドマンド(イギリス)と第3シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)が敗退したあと、第4シードのマルコ・チェッキナート(イタリア)が生き残っている唯一のシード選手となった。

 エドマンドはミカエル・ククシュキン(カザフスタン)に7-5 3-6 1-6で敗れた。

 ワンブレークダウンから挽回して第1セットを取ったエドマンドは、世界ランク90位のククシュキンに第2セット第3ゲーム、またダブルフォールトに続いて第9ゲームでもブレークされてしまった。

 目に見えて勢いに乗っているククシュキンは、第3セットの最初の3ゲームを奪取。エドマンドのフラストレーションは明らかだった。彼は、ある判定について主審のアルノー・ガバスと長々と言い争った。

 エドマンドは2回戦で同国の先輩、アンディ・マレー(イギリス)を6-4 6-4で倒して勝ち上がっていた。

 ククシュキンは準決勝でミーシャ・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフはシャポバロフに対し、6-3 6-3の勝利をおさめた。

 チェッキナートは、もうひとつの準決勝でルーカス・ラッコ(スロバキア)と対戦する。彼は準々決勝で、ジョン・ミルマン(オーストラリア)を5-7 6-3 6-2で下した。

 2回戦で第1シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を破っていたラッコは、この日、イギリス・ナンバー2のキャメロン・ノリー(イギリス)を6-3 6-4で危なげなく退けた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はデニス・シャポバロフ(カナダ)
June 28th 2018, Devonshire Park, Eastbourne, England; Nature Valley International Tennis; Denis Shapovalov (CAN) serves to Mischa Zverev (GER) (photo by Hongbo Chen/Action Plus via Getty Images)

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