ダブルスは野口政勝/笹井正樹がノーシードからフューチャーズ大会初優勝 [F8昭和の森オープン]

 ITF(国際テニス連盟)男子フューチャーズ大会の「ITF MEN'S CIRCUIT 昭和の森国際男子テニストーナメント 吉田輝也メモリアルトーナメント 」(東京都昭島市・昭和の森テニスセンター/本戦4月12~17日/賞金総額1.5万ドル/砂入り人工芝REDコート)の本戦5日目は、シングルス準決勝2試合とダブルス決勝が行われた。

 シングルスは、第5シードの野口莉央(明治安田生命)が第4シードの望月勇希(中央大学)を3-6 6-4 6-3で、菊池玄吾(福井県スポーツ協会)は第6シードの片山翔(伊予銀行)を6-4 7-5で破り、それぞれ決勝に進出した。

 ダブルス決勝は、ノーシードから勝ち上がってきた野口政勝/笹井正樹(ともにSYSテニスクラブ)が第1シードの吉備雄也(ノア・インドアステージ)/小ノ澤新(エキスパートパワーシズオカ)を6-7(3) 6-4 [10-8]で倒して優勝を果たした。試合時間は1時間16分。

 ともに1989年生まれで28歳の笹井と野口のコンビは、今回がフューチャーズ大会で6度目のダブルス出場。2015年5月のグアム(ITF1万ドル/ハードコート)以来の決勝で、初のタイトル獲得となった。

 今大会での野口/笹井は、1回戦で第3シードの羽澤慎治(慶應義塾大学)/上杉海斗(江崎グリコ)を6-4 1-6 [10-8]で、準々決勝で正林知大(中央大学)/田代悠雅(トップラン)を6-3 6-2で、準決勝では望月/越智真(江崎グリコ)を6-4 6-3で下して決勝進出を決めていた。

 大会最終日の6月17日(日)は11時00分から、シングルス決勝が行われる予定。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

シングルス準決勝

○8野口莉央(明治安田生命)[5] 3-6 6-4 6-3 ●9望月勇希(中央大学)[4]

○21菊池玄吾(福井県スポーツ協会)6-4 7-5 ●25片山翔(伊予銀行)[6]

ダブルス決勝

○11野口政勝/笹井正樹(SYSテニスクラブ)6-7(3) 6-4 [10-8] ●1吉備雄也/小ノ澤新(ノア・インドアステージ/エキスパートパワーシズオカ)[1]

※写真は左からダブルス優勝の野口政勝、笹井正樹、準優勝の吉備雄也、小ノ澤新
写真提供◎株式会社テニスユニバース
撮影◎北沢 勇(オフィシャルカメラマン)

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