錦織がシモンから2セット連取でベスト16進出に王手 [フレンチ・オープン]
「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月27日~6月10日/クレーコート)の男子シングルス3回戦で、第19シードの錦織圭(日清食品)がジル・シモン(フランス)と対戦。第1セットを6-3で先取した錦織が第2セットも6-1で奪い、ベスト16進出に王手をかけた。
両者は今回が初対戦。2012年にパリ(ATP1000/室内ハードコート)の3回戦で当たる予定だったが、錦織が棄権したため実現しなかった。
全仏に6年連続8度目の出場となる錦織は、2014年と17年のベスト8がこれまでの最高成績。昨年は準々決勝で、アンディ・マレー(イギリス)に6-2 1-6 6-7(0) 1-6で敗れている。
今大会の錦織は、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のマキシム・ジャンビエ(フランス)を7-6(0) 6-4 6-3で、2回戦ではブノワ・ペール(フランス)を6-3 2-6 4-6 6-2 6-3で破っており、3試合連続で地元フランス勢との対戦となっている。
昨シーズンを5位でスタートした錦織は、8月のシンシナティ(ATP1000/ハードコート)で大会前の練習中に右手首を負傷して戦線を離脱。1月のニューポートビーチ(ATPチャレンジャー/15万ドル/ハードコート)で公式戦復帰を果たし、翌週のダラス(ATPチャレンジャー/12.5万ドル/室内ハードコート)で今季初タイトルを獲得した。今大会は、復帰後初のグランドスラム大会となる。
※写真は錦織圭(日清食品)
PARIS, FRANCE - JUNE 01: Kei Nishikori of Japan plays a backhand during his mens singles third round match against Gilles Simon of France during day six of the 2018 French Open at Roland Garros on June 1, 2018 in Paris, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)
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