錦織はジョコビッチに12連敗で準決勝進出ならず [BNLイタリア国際]

「BNLイタリア国際」(ATP1000/イタリア・ローマ/5月13~20日/賞金総額544万4985ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、錦織圭(日清食品)は第11シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)に6-2 1-6 3-6で敗れた。試合時間は2時間21分。

 今大会に4年連続5度目の出場となった錦織は、2016年のベスト4が最高成績。昨年は3回戦で、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)に6-7(4) 3-6で敗れていた。

 今週の錦織は、1回戦でフェリシアーノ・ロペス(スペイン)を7-6(5) 6-4で、2回戦で第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を6-7(4)7-5 6-4で、3回戦ではフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)を6-1 6-2で破って8強入りを決めていた。

 この結果でジョコビッチは、錦織との対戦成績を13勝2敗とした。両者は前週のマドリッド(ATP1000/クレーコート)の1回戦で対戦したばかりで、ジョコビッチが7-5 6-4で勝っていた。錦織が最後にジョコビッチに勝ったのは2014年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で、それ以降は12連敗となった。

 ジョコビッチは準決勝で、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルは準々決勝で、ファビオ・フォニーニ(イタリア)を4-6 6-1 6-2で下しての勝ち上がり。

 昨シーズンを5位でスタートした錦織は、8月のシンシナティ(ATP1000/ハードコート)で大会前の練習中に右手首を負傷して戦線を離脱。1月のニューポートビーチ(ATPチャレンジャー/15万ドル/ハードコート)で公式戦復帰を果たし、翌週のダラス(ATPチャレンジャー/12.5万ドル/室内ハードコート)で今季初タイトルを獲得した。

 復帰後7大会目のATPツアー参戦だった錦織は、トップ50の選手との今季13回目の対戦で6敗目を喫した。

※写真は準々決勝で対戦した錦織圭(日清食品/奥)とノバク・ジョコビッチ(セルビア/手前)
ROME, ITALY - MAY 18: Novak Djokovic of Serbia plays a volley against Kei Nishikori of Japan in the Quarter Finals during day six of the Internazionali BNL d'Italia 2018 tennis at Foro Italico on May 18, 2018 in Rome, Italy. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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