ルブレフがグランドスラム2大会連続8強入り、フチョビッチから初勝利 [フレンチ・オープン]

今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)の男子シングルス4回戦で、第13シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がマートン・フチョビッチ(ハンガリー)に6-7(4) 7-5 6-4 7-6(3)で競り勝ち、ベスト8進出を果たした。試合時間は3時間54分。

 グランドスラムでルブレフが4回戦を突破したのは、1ヵ月前のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)に続いて3度目となる。

フレンチ・オープン2020|トーナメント表

 ロラン・ギャロスに3年ぶりに出場した22歳のルブレフは、2014年にジュニアの部でチャンピオンに輝いた実績を持っている。前回プレーした2017年は初めて予選を突破し、1回戦でディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)に6-0 4-6 2-6 7-6(3) 7-9で敗れていた。

 大会前週のハンブルク(ATP500/クレーコート)で今季3度目の優勝を飾ったルブレフは、開幕日の日曜日に決勝を戦ったばかりだった。

 この結果でルブレフは、3度目の対戦でフチョビッチから初勝利を挙げた。初対戦だった2016年4月のバルセロナ(ATP500/クレーコート)の予選は7-6(5) 6-7(5) 6-3で、2017年9月のデビスカップ・ワールドグループ・プレーオフ(ハンガリー・ブダペスト/クレーコート)では6-2 6-4 5-7 2-6 6-3で、いずれもフチョビッチが勝っていた。

 今大会でのルブレフは、1回戦でサム・クエリー(アメリカ)を6-7(5) 6-7(4) 7-5 6-4 6-3で、2回戦でアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を7-5 6-1 3-6 6-1で、3回戦ではケビン・アンダーソン(南アフリカ)を6-3 6-2 6-3で破って16強入りを決めていた。

 ルブレフは準々決勝で、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と第18シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

※写真はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)
PARIS, FRANCE - OCTOBER 05: Andrey Rublev of Russia celebrates after winning match point during his Men's Singles fourth round match against Marton Fucsovics of Hungary on day nine of the 2020 French Open at Roland Garros on October 05, 2020 in Paris, France. (Photo by Shaun Botterill/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles