モンテカルロ準優勝の錦織は途中棄権で初戦敗退 [バルセロナ・オープン・バンコサバデル]

「バルセロナ・オープン・バンコサバデル」(ATP500/スペイン・バルセロナ/4月23~29日/賞金総額279万4220ユーロ/クレーコート)のシングルス2回戦でギジェルモ・ガルシア ロペス(スペイン)と対戦した第14シードの錦織圭(日清食品)は、第1セットを3-6で落としたあとに棄権した。試合時間は46分。

 今大会に2年ぶり7度目の出場となった錦織は、2014年と15年に2連覇を達成。前回プレーした2016年は決勝まで勝ち進み、ラファエル・ナダル(スペイン)に4-6 5-7で敗れていた。

 この結果でガルシア ロペスは、錦織と4度目の対戦で初勝利を挙げた。前回の対戦は2016年1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の3回戦で、錦織が7-5 2-6 6-3 6-4で勝っていた。

 ガルシア ロペスは3回戦で、ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)とロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)の勝者と対戦する。

 昨シーズンを5位でスタートした錦織は、8月のシンシナティ(ATP1000/ハードコート)で大会前の練習中に右手首を負傷して戦線を離脱。1月のニューポートビーチ(ATPチャレンジャー/15万ドル/ハードコート)で公式戦復帰を果たし、翌週のダラス(ATPチャレンジャー/12.5万ドル/室内ハードコート)で今季初タイトルを獲得した。

 復帰後5大会目のATPツアー参戦だった錦織は、前週のモンテカルロ(ATP1000/クレーコート)で4度目のマスターズ決勝進出を果たし、ナダルに3-6 2-6で敗れていた。

※写真は錦織圭(日清食品)
BARCELONA, SPAIN - APRIL 25: Kei Nishikori of Japan plays a forehand against Guillermo Garcia-Lopez of Spain in their match during day three of the Barcelona Open Banc Sabadell on April 25, 2018 in Barcelona, Spain. (Photo by Alex Caparros/Getty Images)

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