国際テニス連盟が500位以下の選手も対象とした助成金を発表

国際テニス連盟(ITF)が水曜日、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより影響を受けたテニス選手や各国のテニス協会などを救済するための250万ドルを超える基金の詳細を発表した。

 シングルスで世界ランク上位500位以内またはダブルスで上位175位以内の選手は、ITFからそれぞれ最大1000ドルの助成金を受ける対象となる。

 より下位の選手のためにも35万ドルが割り当てられ、シングルス501位から700位までの選手が1000ドル、ダブルス176位から300位の選手は750ドルをそれぞれ受け取ることができる。

 新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、3月以降はジュニアテニスや車いすテニスなど1000以上のITFイベントが中止や延期となった。

 男女のプロテニスツアーもまた、3月途中から中断されている。ATP(男子プロテニス協会)とWTA(女子テニス協会)はITFと4つのグランドスラム大会と協力し合い、シングルス上位101位から500位までを含む特定の選手たちに600万ドルの資金を提供する『プレーヤー救済プログラム』を結成していた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はイメージ(Getty Images)

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