ダブルスはチェ・ジヒとキム・ナリの韓国ペアが今季初優勝 [富士薬品セイムス ウィメンズカップ in 中京大学]

 ITF(国際テニス連盟)女子サーキット「富士薬品セイムス ウィメンズカップ in 中京大学」(本戦3月13~18日/賞金総額2.5万ドル/愛知県豊田市・中京大学豊田キャンパステニスコート/ハードコート)の本戦5日目は、シングルス準決勝2試合とダブルス決勝が行われた。

 海外勢が4強を独占したシングルスは、デヤナ・ラダノビッチ(セルビア)がファニ・シュトーラ(ハンガリー)を6-1 1-6 6-4で、キャサリン・セボフ(カナダ)は第7シードのアイラ・アクス(トルコ)を5-7 6-4 6-2で破り、それぞれ決勝に進出した。

 ダブルス決勝はノーシード同士の対戦となり、チェ・ジヒ/キム・ナリ(ともに韓国)が藤原里華(北日本物産)/ダルマ・ガルフィ(ハンガリー)を6-2 6-3で下して優勝を果たした。試合時間は54分。

 チェとキムのコンビは、今シーズン初めてのダブルス出場。同ペアのITF女子サーキットでのタイトル獲得は、2016年12月のナビムンバイ(ITF2.5万ドル/ハードコート)以来で通算6勝目となる。

 今大会でのチェ/キムは、1回戦で桑田寛子(島津製作所)/ルー・ジアジン(中国)を6-2 6-3で、準々決勝でユキ クリスティーナ・チャン(アメリカ)/ユリア・ワハチク(ドイツ)を6-4 7-6(2)で、準決勝では小堀桃子(橋本総業ホールディングス)/村松千裕(グラムスリー)を6-1 0-6 [10-8]で破って決勝進出を決めていた。

 大会最終日の3月18日(日)は10時45分から、シングルス決勝が行われる予定。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、SEはスペシャル・イグザンプト

シングルス準決勝

○13キャサリン・セボフ(カナダ)[SE] 5-7 6-4 6-2 ●8アイラ・アクス(トルコ)[7]

○21デヤナ・ラダノビッチ(セルビア)6-1 1-6 6-4 ●26ファニ・シュトーラ(ハンガリー)

ダブルス決勝

○11チェ・ジヒ/キム・ナリ(韓国)6-2 6-3 ●4藤原里華/ダルマ・ガルフィ(北日本物産/ハンガリー)

※写真はダブルス優勝のチェ・ジヒ(左)/キム・ナリ(韓国)
写真提供◎Fuji Yakuhin SEIMS Women's Cup

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