東京五輪テニス競技の出場権は2021年フレンチ・オープン後のランキングで決定

延期された東京オリンピックの出場資格を決定するため、テニス競技では2021年フレンチ・オープン後に発表される世界ランキングが使用されることになる。

 国際テニス連盟(ITF)が火曜日に明かしたところによれば、東京五輪出場権を決めるルールは最低限のデビスカップまたはフェドカップ出場をこなすという条件付きで、最初に設定されていた方法と同じとなる。代表戦の規定を満たしてしない選手は、申請して認められる必要がある。

 2020年に開催されるはずだったオリンピック出場資格を決める世界ランクの締め切りは、本来であれば延期された今年のフレンチ・オープン最終日の翌日であるこの月曜日のはずだった。

 しかし新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックのため、オリンピックは1年延期されて2021年7月開始となった。2020年フレンチ・オープンもまた延期され、今のところ9月末のスタートを予定している。

 来年のフレンチ・オープンは6月6日に終了する予定のため、2021年6月7日付の世界ランキングがオリンピック出場権を得るのが誰になるかを決めるために使われる。

 パラリンピックの車いすテニスに関しては、2020年に出場権を得ていたすべての選手が来年の出場資格を保持することになるとITFは説明した。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は都立お台場海浜公園の海上に設置された巨大オリンピックシンボル(Getty Images)

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