「三菱 全日本テニス選手権 92nd」(予選10月19~21日、本戦10月21~29日/賞金総額2846万円/東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/ハードコート)の本戦2日目、男子シングルス12試合と女子シングルス16試合および男女ダブルス各6試合、混合ダブルス3試合が行われた。

 女子シングルスは2回戦が始まり、第1シードの今西美晴(島津製作所)が細沼千紗(早稲田大)に6-1 6-0と完勝。幸先よくスタートを切った。

「(細沼との)対戦があまりなくて探り探りだったが、焦ってフィニッシュすることもなく、落ち着いていけた」と今西。だが、終盤は決めきれない場面があったことから「そこは見逃さずに、もっといくべき」と反省点も挙げた。昨年のファイナリストがふたたび気を引き締め直し、日本一を目指す。

 昨年、その今西と決勝を争い、優勝を果たした大前綾希子(第3シード/島津製作所)だが、今大会は2回戦で吉冨愛子(橋本総業ホールディングス)に1-6 3-6とストレート負け。大会連覇とはならなかった。

画像: 明後日にはスペインへ戻り、再スタートを切る大前

明後日にはスペインへ戻り、再スタートを切る大前

 9月下旬からスペインに拠点を移した大前は「今は自分のテニスを探している途中。(スペインとの)サーフェスの違いもあって、試合中に修正できず終わってしまった」と肩を落とした。

 前回覇者から金星をあげた吉冨は「このようなスコアで勝てるとは」と驚きつつも、試合前からプレーに迷いがなく、試合に集中できたという。「(大前は)昨年のチャンピオンで、ランキングは自分よりはるか上。自分にできることはいっぱい走って、いっぱいボールを返すこと。そう思ってコートに入れた」と勝因を語った。

画像: 2年ぶり2度目の3回戦進出を果たした吉冨

2年ぶり2度目の3回戦進出を果たした吉冨

 前日の1回戦に勝利した15歳のカジュール・アンジュオヴィ(橋本総業ホールディングス)は第11シードの井上雅(テニスラウンジ)に、16歳の内島萌夏(昭和の森ジュニアテニススクール)は第9シードの美濃越舞(YCA)に敗れた。

 一方、今年のインターハイ・シングルス準優勝の輿石亜佑美(浦和麗明高校)は、第10シードの岡村恭香(ストライプインターナショナル)を6-2 5-7 6-1で破り、本戦初出場でベスト16入りを決めた。

画像: 「年上がほとんどなので、ノンプレッシャーで臨めている」と輿石

「年上がほとんどなので、ノンプレッシャーで臨めている」と輿石

 序盤から緩急を使ったテニスを披露した輿石だが、第2セットは5-2から5連続でゲームを落とす苦しい展開へ。「(最終セットは)第1セットのいいときの自分を思い出し、守りながらも自分から攻めるテニスができた。今日は自分を褒めたいと思う」と笑顔がこぼれた。水曜日に行われる3回戦は、第6シードの秋田史帆(北島水産)と対戦する。

写真◎井出秀人

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