ITF(国際テニス連盟)の男女混合国別対抗戦「ホップマンカップ」(12月30日~1月6日/オーストラリア・パース/室内ハードコート)の第30回大会で、ジャック・ソックとココ・バンダウェイのアメリカ・チームが、ロシアに対する第1戦でそれぞれのシングルスに勝ち、理想的なスタートを切った。

 この大会は、男女1名ずつの8チームがグループAとBに分かれてラウンドロビン(総当たり戦)を行い、グループ首位の2チームが優勝を争う。チーム同士の対戦は、男子シングルス、女子シングルス、ミックスダブルスの3種目で勝敗を決める。男女シングルスは3セットマッチ、ミックスダブルスは今年からファスト4方式(4ゲーム先取)の3セットマッチで行われる。

 世界ランク8位のソックは、3セットの戦いの末に、同45位のカレン・ハチャノフ(ロシア)を下した。ソックが第1セットを獲って先行したが、ハチャノフは10本のサービスエースと18本のウィナーによりわずか27分で第2セットを奪取。しかし11月のパリ・マスターズで優勝したソックは、第3セットでふたたび試合の主導権を獲り返して最後の3ゲームを連取、試合をサービスエースで締めくくるという形で、最終的に6-4 1-6 6-3の勝利をもぎ取った。

 この試合に先立つ女子シングルスでは、オーストラリアン・オープンとUSオープンの双方で準決勝に進出した世界ランク10位のバンダウェイが、同15位のアナスタシア・パブリウチェンコワを6-3 6-3で下した。バンダウェイは各セットで2度パブリウチェンコワのサーブをブレークし、96分で試合を終わらせた。

 ロシア・チームは、ミックスに3-4(5) 4-1 4-2で勝ったことを、せめてもの慰めとした。

 アメリカ・チームは、ホップマンカップで大会史上最多の6度優勝を遂げているが、バンダウェイとソック個人には優勝経験がない。ふたりはともに出場した前大会の決勝で、フランス・チームに敗れていた。

「昨年の対フランス戦では、多くのチャンスを手にしていた。リシャール・ガスケ(フランス)に対する試合で、僕は確かマッチポイントを握っていたと思う」と、土曜日の試合のあとにソックは回顧した。「我々はこの大会を非常に真剣に受け止めているから、あの競った末の敗戦は、非常に辛いものだった」。

 ソックはまた、「ふたたび帰ってこれたことは幸運であり、僕とココは、今年はあと一歩、よりよい結果を出せるよう願っている」とも言い添えた。

 同日、より遅い時間帯に行われたスイス対日本は、スイスが3勝。男子シングルスでは、1月のオーストラリアン・オープンでタイトル防衛に挑むロジャー・フェデラー(スイス)が杉田祐一(三菱電機)を6-4 6-3で下し、女子シングルスはべリンダ・ベンチッチ(スイス)が大坂なおみ(日清食品)を7-5 6-3で退けた。またミックスダブルでは、スイス・ペアが2-4 4-1 4-3(1)で競り勝った。

 いまのところ、ホップマンカップはフェデラーにとって、全豪前の唯一の準備試合となっている。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は開幕試合に勝利し、オンコートインタビューを受けるココ・バンダウェイ(アメリカ/右)
PERTH, AUSTRALIA - DECEMBER 30: Coco Vandeweghe of the United States does a TV interview after defeating Anastasia Pavlyuchenkova of Russia in the womens singles match on day one of the 2018 Hopman Cup at Perth Arena on December 30, 2017 in Perth, Australia. (Photo by Will Russell/Getty Images)

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