今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の男女シングルスのドローが、木曜日に発表された。

 ロジャー・フェデラー(スイス)は組み合わせ抽選を前に、やや奇妙なポジションに身を置くことになった。ただ、そこにいるということ自体が、彼にとって奇妙だったのだ。

 その数分後、儀礼的な行事が完了したあとにフェデラーは、タイトル防衛がいかに難しいかを発見した。彼は、過去に6度全豪で優勝しているノバク・ジョコビッチ(セルビア)と同じ、下半分のドローに位置していたからだ。

 木曜日、マーガレット・コート・アリーナで行われたドロー抽選の前に、つめかけた多くのファンたちの前でフェデラーは、「これは普通ではないんだ」と言った。

「僕は通常、ドロー抽選には出向かない。抽選は僕を震え上がらせるからね。ただ終わったあとに紙を見て、自分の1回戦の相手が誰だかを知るだけで十分で、それ以上自分が誰とプレーするかを知りたくはないんだ」

 36歳のフェデラーは、最初にアルヤズ・べデネ(スロベニア)と対戦する。また彼と同じクォーター(ドローの4分の1)には、第7シードのダビド・ゴファン(ベルギー)、第12シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)、第13シードのサム・クエリー(アメリカ)、第22シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)もいる。

 そして無事勝ち上がった場合、準決勝の相手がジョコビッチとなる可能性がある。ジョコビッチは記録的7度目の全豪タイトルを狙っているが、右肘の故障のため6ヵ月の休止から戻ったばかりであるため、今回は第14シードとなっている。

 ジョコビッチは、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第32シードのミーシャ・ズベレフ(ドイツ)と同じ4分の1の山に入っており――3回戦が兄弟対決になる可能性がある――また2014年優勝者のスタン・ワウリンカ(スイス)、世界5位のドミニク・ティーム(オーストリア)もまた、彼と同じクォーターにいる。

 昨年、6ヵ月の休止から戻ったばかりだったときに、フェデラーはここ全豪の決勝でラファエル・ナダル(スペイン)を破った。そして今、彼は第2シードの選手として、20番目のグランドスラム・タイトルを目指して大会に臨もうとしている。

 一方のジョコビッチは、対照的な2017年を送った。彼は世界2位として年を始めながら、全豪で驚きの2回戦負けを喫し、ウインブルドン後は大会に出場していなかった。ジョコビッチが少なくともひとつのグランドスラム大会で決勝に至らなかったのは、2009年以来のことだった。彼は、今週のふたつのエキシビションマッチまで、復帰を延期していた。

 世界1位のナダルは、ビクトル・エストレーリャ ブルゴス(ドミニカ共和国)に対する試合で大会を始め、4回戦で第16シードのジョン・イズナー(アメリカ)と対戦する可能性がある。彼のいるドローの上半分には、第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)もいる。昨年のナダルは、メルボルンで決勝に進出したあと、フレンチ・オープンとUSオープンで優勝し、その年のグランドスラム・タイトルを、フェデラーと2人で分け合っていた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は1月10日に行われた「タイブレーク・テン」でのノバク・ジョコビッチ(セルビア)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 10: Novak Djokovic of Serbia reacts during the Tie Break Tens ahead of the 2018 Australian Open at Margaret Court Arena on January 10, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Michael Dodge/Getty Images)

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