36歳にしてロジャー・フェデラー(スイス)は今、6年ぶりの世界1位の座まで、あと2勝と迫っている。

 オランダ・ロッテルダムで開催されている「ABN AMRO ワールド・テニス」(ATP500/2月12~18日/賞金総額199万6245ドル/室内ハードコート)のシングルス1回戦で、フェデラーはルベン・ビーママンズ(ベルギー)をわずか46分、6-1 6-2のスコアで下し、非の打ち所のないパフォーマンスによって進撃を開始した。

 先のオーストラリアン・オープンでグランドスラム20勝目を飾ったフェデラーは、予選勝者のビーママンズに対し、完全に試合をコントロールした。フェデラーは6本のサービスエースを奪い、自分のサービスからはわずか4ポイントしか落とさず、相手のサービスを4度ブレークした。

 フェデラーは、もし、ここロッテルダムで準決勝に進めば、古き良きライバルのラファエル・ナダル(スペイン)に代わり、世界1位に返り咲くことになる。この偉業をやってのけることにより、彼はまた男子プレーヤーとしては最年長の世界1位となる。これまでの最年長記録を保持するのは、33歳と133日でナンバーワンの座に就いたアンドレ・アガシ(アメリカ)だ。

 フェデラーは2回戦で、フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。ふたりは過去に12回対戦しているが、フェデラーが負けたことは一度もない。

 一方、この日2回戦を戦った第4シードのダビド・ゴファン(ベルギー)は、フェリシアーノ・ロペス(スペイン)を6-1 6-3で下して準々決勝に進んだ。

 ゴファンは9本のサービスエースを決め、自分のファーストサービスからのポイントは2ポイントしか落とさずに、ロペスに対する全勝記録を3勝0敗に向上させた。

 1回戦でニコラ・マウ(フランス)をストレートで下していた世界7位のゴファンは、準々決勝で第6シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)と対戦する。ベルディヒは2回戦で、ビクトル・トロイツキ(セルビア)を6-1 6-2で退けて勝ち上がった。

 そのほかの1回戦では、第2シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が日本の杉田祐一(三菱電機)に6-4 7-6(5)で競り勝ち、地元勢対決を制したロビン・ハッサ(オランダ)はティーモ・デ バッカー(オランダ)を6-2 6-2で下した。予選勝者のピエール ユーグ・エルベール(フランス)は、3-1とした時点で相手のリシャール・ガスケ(フランス)がリタイアしたため、ダニール・メドべデフ(ロシア)が待つ2回戦へ進んだ。

 また、この日のセンターコート最後の試合だった2回戦では、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がラッキールーザーで滑り込んだアンドレアス・セッピ(イタリア)に4-6 3-6で敗れるという番狂わせが起きた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はロジャー・フェデラー(スイス)
ABN Amro World Tennis Tournament
ROTTERDAM, NETHERLANDS - FEBRUARY 14: ABN Amro WTT Roger Federer during the ABN Amro World Tennis Tournament at the Rotterdam Ahoy on February 14, 2018 in Rotterdam Netherlands (Photo by Jan Kok/Soccrates/Getty Images)

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