バエスがタイトル防衛に向けて1勝目「勝つためには重要な瞬間に強くある必要があった」 [エストリル・オープン]

写真はセバスチャン・バエス(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ミレニアム・エストリル・オープン」(ATP250/ポルトガル・エストリル/4月3~9日/賞金総額63万705ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第5シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)がラドゥ・アルボット(モルドバ)に7-5 7-6(3)で競り勝ちタイトル防衛に向けた挑戦をスタートした。

 競り合いの末に第1セットを先取したバエスは第2セット2-5から巻き返し、6-5からのサービング・フォー・ザ・マッチでブレークされはしたがもつれ込んだタイブレークを制して2時間13分で得意とするクレーコートシーズンの幕開けを勝利で飾った。

「最初の試合は常に難しい。非常に競った試合だった。彼(アルボット)のことは知っている。彼は経験豊富なプレーヤーだ。勝つためには重要な瞬間に強くある必要があった。僕には(ディフェンディング・チャンピオンとしての)プレッシャーもあるからね」とバエスは試合後にコメントした。

「今年はクレーコートシーズン最初の大会となり、開催時期が違う(昨年より3週間早く開催)ことは承知している。昨年よりやや涼しく状況は違うけど、戻ってくることができてうれしいよ」

 バエスは次のラウンドで、ツェン・チュンシン(台湾)を6-4 6-4で破って勝ち上がったペドロ・カチン(アルゼンチン)と対戦する。

 そのほかの試合ではマルコ・チェッキナート(イタリア)が第7シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-3 7-6(8)で倒す番狂わせを演じ、ファビオ・フォニーニ(イタリア)は予選勝者のアレッサンドロ・ジャンネッシ(イタリア)との同胞対決を6-2 6-1で制し、勝ち上がった両者が2回戦で顔を合わせることになった。

 元世界ランク8位のシュワルツマンは今大会を含め今季プレーした10大会(チャレンジャー大会含む)で3勝しか挙げることができておらず、7度目の初戦敗退を喫した。

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写真◎Getty Images

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