サバレンカら女子16強が出揃う、翌日に17歳の誕生日を迎えるアンドレエワはボンドルソバを倒す番狂わせ [マドリッド・オープン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月25日~5月7日/賞金総額877万480ドル/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したロビン・モンゴメリー(アメリカ)を6-1 6-7(5) 6-4で振りきり16強入りを決めた。

 1ゲームしか落とさず第1セットを先取したサバレンカはすべてサービスキープで進んだ第2セットをタイブレークの末に落としたが、一度ずつブレークし合って迎えた第3セット4-4から2ゲームを連取して2時間29分で勝利をもぎ取った。

 ここ4大会で4勝4敗と苦しんでいるサバレンカは、2連覇を達成したオーストラリアン・オープン以降で4回戦に進出したインディアンウェルズ以来となる2度目の連勝をマークした。

 ディフェンディング・チャンピオンのサバレンカは次のラウンドで、予選勝者のジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)を3-6 6-4 6-1で破って勝ち上がった第13シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)と対戦する。両者は過去4戦(すべてハードコート)してサバレンカが全勝しているが、コリンズは現在マッチ15連勝中と勢いに乗っている。

 そのほかの試合では第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)、第10シードのダリア・カサキナ(ロシア)、第12シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)、ミルラ・アンドレエワ(ロシア)、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)、予選勝者のサラ・ベイレク(チェコ)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 シード対決ではカサキナが第20シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)との同胞対決を7-6(5) 7-5で制し、パオリーニが第21シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-3 6-2で退け、翌日に17歳の誕生日を迎えるアンドレエワは第7シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を7-5 6-1で倒してシードダウンを演じた。

 ボトムハーフ(ドローの下半分)の4回戦ではルバキナがベイレクと、カサキナがプティンセバと、パオリーニはアンドレエワと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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