錦織が同じ1989年生まれのジャン・ジェイソンを下して決勝進出 [ダラス・チャレンジャー]

 ATPツアー下部大会の「RBC ダラス・テニス選手権」(アメリカ・テキサス州ダラス/1月29日~2月3日/賞金総額12.5万ドル/室内ハードコート)のシングルス準決勝で、第1シードの錦織圭(日清食品)がジャン・ジェイソン(台湾)を6-4 6-4で倒し、決勝進出を決めた。試合時間は1時間19分。

 ともに1989年生まれで28歳の両者は、今回が初対戦。今大会での錦織は、1回戦で前週敗れていたデニス・ノビコフ(アメリカ)を6-3 6-3で下してケガから復帰後の初勝利を挙げると、2回戦でマティアス・バッキンガー(ドイツ)を4-6 6-4 6-4で、準々決勝ではラッキールーザーのドミニク・コプファー(ドイツ)を7-6(3) 6-3で破って4強入りを決めていた。

 錦織は決勝で、マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)とデニス・クドラ(アメリカ)の勝者と対戦する。

 昨シーズンを5位でスタートした錦織は、8月のシンシナティ(ATP1000/ハードコート)で大会前の練習中に右手首を負傷。残りのシーズンすべての大会出場を断念して回復に努め、前週のニューポートビーチで公式戦復帰を果たしていた。

 錦織は公式戦復帰の第一歩にツアー下部のチャレンジャー大会を選択し、前週と今週の2大会を経て、2月12日(月)から始まる「ニューヨーク・オープン」(ATP250/室内ハードコート)でATPツアーへの復帰を予定している。錦織がチャレンジャー大会に参戦するのは、2010年シーズン以来となる。

※写真は錦織圭(日清食品)2日撮影
DALLAS, TX - FEBRUARY 02: Kei Nishikori (JPN) hits a forehand during the RBC Tennis Championships of Dallas on February 2, 2018 at the T Bar M Racquet Club in Dallas, Texas. (Photo by George Walker/Icon Sportswire via Getty Images)

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