ウォズニアッキがハレプが下して悲願のグランドスラム初制覇、世界ナンバーワン復帰へ [オーストラリアン・オープン]
「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第2シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を7-6(2) 3-6 6-4で破り、グランドスラム初優勝を果たした。試合時間は2時間50分。
全豪に11年連続出場となった27歳のウォズニアッキは、2011年のベスト4がこれまでの最高成績だった。昨年は3回戦で、ジョハナ・コンタ(イギリス)に3-6 1-6で敗れていた。昨年10月のWTAツアー最終戦(シンガポール/室内ハードコート)では、キャリア最大のタイトルを獲得していた。
この結果でウォズニアッキは、ハレプとの対戦成績を5勝2敗とした。昨年は2度対戦しており、6月のイーストボーン(WTAプレミア/グラスコート)の準々決勝は5-7 6-4 6-1で、10月のWTAツアー最終戦(シンガポール/室内ハードコート)のラウンドロビンでは6-0 6-2で、いずれもウォズニアッキが勝っていた。
今大会でのウォズニアッキは、1回戦でミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)を6-2 6-3で、2回戦でヤナ・ファット(クロアチア)を3-6 6-2 7-5で、3回戦で第30シードのキキ・バーテンズ(オランダ)を6-4 6-3で、4回戦で第19シードのマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)を6-3 6-0で、準々決勝でカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)を6-0 6-7(3) 6-2で、準決勝ではノーシードから勝ち上がってきたエリース・メルテンス(ベルギー)を6-3 7-6(2)で下して決勝進出を決めていた。
両者はともに、今回が3度目のグランドスラム決勝の舞台だった。ハレプが2014年と昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で、ウォズニアッキは2009年と14年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で決勝進出を果たしたが、いずれも敗れていた。
準優勝に終わったハレプは世界ランク1位の座を失い、翌週には6年ぶりにウォズニアッキが世界ナンバーワンに返り咲くことが決まった。
※写真はグランドスラム初優勝を果たしたカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 27: Caroline Wozniacki of Denmark celebrates winning championship point in her women's singles final against Simona Halep of Romania on day 13 of the 2018 Australian Open at Melbourne Park on January 27, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Mark Kolbe/Getty Images)
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Ranking of articles
-
2024-11-07
錦織が第7シードを倒して2週連続ベスト8進出、ここ6試合で4度目のフルセット勝利 [ヘルシンキ・チャレンジャー]
-
2024-11-10
山口芽生が2021年7月以来のITFツアー2勝目、転倒した際に頭部負傷の伊藤あおいは大事を取ってリタイア [W35浜松ウイメンズオープン]
-
2024-11-10
2時間41分でフルセット勝利の錦織が今季初優勝に王手 [ヘルシンキ・チャレンジャー]
-
2024-11-09
第4シードに勝った錦織がチャレンジャー大会で2週連続準決勝に進出 [ヘルシンキ・チャレンジャー]
-
2024-11-10
錦織がナルディに逆転勝利で今季初優勝、トップ100復帰が目前に [ヘルシンキ・チャレンジャー]