ハレプとウォズニアッキの頂上決戦、第1セットはウォズニアッキが先取 [オーストラリアン・オープン]

「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)と第2シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が対戦し、第1セットはウォズニアッキが7-6(2)で先取した。

 両者の過去の対戦成績は、ウォズニアッキが4勝2敗でリード。昨年は2度対戦しており、6月のイーストボーン(WTAプレミア/グラスコート)の準々決勝は5-7 6-4 6-1で、10月のWTAツアー最終戦(シンガポール/室内ハードコート)のラウンドロビンでは6-0 6-2で、いずれもウォズニアッキが勝っている。

 全豪に8年連続出場となるハレプは、2度(2014年、15年)のベスト8がこれまでの最高成績だった。過去2年はいずれも初戦敗退を喫しており、2016年はジャン・シューアイ(中国)に、昨年はシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)に敗れていた。

 昨年10月のWTAツアー最終戦(シンガポール/室内ハードコート)でキャリア最大のタイトルを獲得したウォズニアッキは、11年連続出場となる全豪で初の決勝進出。これまでの自己ベストだった2011年の準決勝では、リー・ナ(中国)からマッチポイントを握りながらも6-3 5-7 3-6で敗れていた。ウォズニアッキはこの試合に勝てば、ハレプに代わって世界ランク1位に返り咲くことが出来る。

 両者はともに、今回が3度目のグランドスラム決勝となる。ハレプが2014年と昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で、ウォズニアッキは2009年と14年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で決勝進出を果たしたが、いずれも準優勝に終わっている。

 この試合の勝者は、グランドスラム初優勝と、世界ナンバーワンの座を手にすることになる。

※写真は試合前のフォトセッションでのシモナ・ハレプ(ルーマニア/右)とカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 27: Caroline Wozniacki (L) of Denmark poses for a photo with Simona Halep of Romania ahead of their women's singles final on day 13 of the 2018 Australian Open at Melbourne Park on January 27, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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