チリッチが23歳エドマンドの挑戦を退け、2度目のグランドスラム制覇に王手 [オーストラリアン・オープン]

「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第6シードのマリン・チリッチ(クロアチア)がノーシードから勝ち上がってきたカイル・エドマンド(イギリス)を6-2 7-6(4) 6-2で倒し、初の決勝進出を果たした。試合時間は2時間18分。

 グランドスラムでチリッチが決勝に進出したのは、初優勝を果たした2014年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)と、準優勝に終わった昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)に続いて3度目となる。

 全豪に3年連続10度目の出場となる29歳のチリッチは、2010年にグランドスラムで初めて準決勝に進出。昨年は2回戦で、ダニエル・エバンズ(イギリス)に6-3 5-7 3-6 3-6で敗れていた。

 この結果でチリッチは、エドマンドとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は昨年10月に上海(ATP1000/ハードコート)の2回戦で初対戦しており、チリッチが6-3 7-6(5)で勝っていた。

 今大会でのチリッチは、1回戦で予選勝者のバセック・ポスピショル(カナダ)を6-2 6-2 4-6 7-6(5)で、2回戦でジョアン・ソウザ(ポルトガル)を6-1 7-5 6-2で、3回戦でライアン・ハリソン(アメリカ)を7-6(4) 6-3 7-6(4)で、4回戦では第10シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を6-7(2) 6-3 7-6(0) 7-6(3)で破り、準々決勝は第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第5セット途中でリタイアしたため、4強入りを決めていた。

 チリッチは2度目のグランドスラム制覇をかけて、ディフェンディング・チャンピオンで第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)とチョン・ヒョン(韓国)の勝者と対戦する。

※写真は第6シードのマリン・チリッチ(クロアチア)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 25: Marin Cilic of Croatia plays a forehand in his semi-final match against Kyle Edmund of Great Britain on day 11 of the 2018 Australian Open at Melbourne Park on January 25, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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