マイアミ・オープンが2019年よりドルフィンズ・スタジアムで開催へ
マイアミ・オープンの開催地が2019年より、現在のキービスケーン島のクランドンパークからNFLで使用されるドルフィンズ・スタジアムへ移ることで、マイアミ市長と合意に至った。「マイアミ・デイド郡の委員会はカルロス・ギメネス市長が同意したことを承認しなければならない」と市長の広報担当が11月29日に発表している。
5億ドルの大改修を終えたばかりの6万5000人収容のスタジアムがセンターコートとして、決勝などの注目ゲームを開催し、その他の試合は近隣のコートで行われる。
マイアミ・オープンは1987年よりマイアミのダウンタウンにあるキービスケーン島で開催されてきた。2015年に、複合施設へのアップグレードを禁止する裁判所の決定がなされて以来、新たな開催地が模索されていた。
もしこの計画が認められれば、マイアミ・オープンは現在よりも29㎞ほど北へ移動することになり、来年3月のトーナメントが、キービスケーン島で開催される最後の大会になる。ドルフィンズのチーム関係者や大会関係者は、このニュースについてコメントを控えている。
ドルフィンズのオーナーでスタジアムも所有するスティーブン・ロス氏は、この大会を今後も南フロリダで開催できるように、スタジアムの敷地内にテニスセンターを建設する意志があるという。この数年、マイアミ・オープンに代わる大会を南米や中国など、ほかの国で開催するという噂が流れていた。
ドルフィンズのクォーターバックを務め、自身もテニスをプレーし、キービスケーン島に試合を見に行っているライアン・テインヒルは「ロス氏は今回の大きなプランがあることを何度も何度も明言してきた。この大会が残ることを願っているよ。街自体にとっても大きなプラスになるからね」と語った。
マイアミ・オープンは今でも世界のトッププレーヤーが集い、毎年30万人以上の観衆を集めるが、以前ほどの地位ではなくなっている。
IMGは大会がキービスケーン島に残ることを望み、施設の回収に5000万ドル支払う用意があったという。しかし、その場所はマイアミ・デイド郡の公園にあり、その土地を寄付した人物の家族は、建設を制限することを求めてきた。(C)AP(テニスマガジン)
※トップ写真は上空から撮影したドルフィンズ・スタジアム
Aerial photography of Dolphin Stadium, site of Super Bowl XLI, on January 18, 2007 in Miami, Florida. (Photo by Al Messerschmidt/Getty Images)
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