女子シングルスは25歳の今西美晴が秋田史帆を下して初優勝 [第92回三菱全日本テニス選手権]

「三菱 全日本テニス選手権 92nd」(本戦10月21~29日/賞金総額2846万円/東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第1シードの今西美晴(島津製作所)が第6シードの秋田史帆(北島水産)を6-4 4-6 6-4で下して優勝を果たした。

 25歳の今西は2年連続3度目の決勝で、同種目で初タイトルを獲得。2013年は穂積絵莉(橋本総業ホールディングス)に4-6 6-4 4-6で、昨年は大前綾希子(島津製作所)に4-6 4-6で敗れ、いずれも準優勝に終わっていた。

3度目の決勝で初優勝を果たした第1シードの今西美晴(島津製作所) (撮影◎井出秀人)

 今大会での今西は、初戦となった2回戦で予選勝者の細沼千紗(早稲田大学)を6-1 6-0で退け、3回戦は第14シードの林恵里奈(福井県体育協会)の途中棄権で勝ち上がり、準々決勝で第12シードの小堀桃子(橋本総業ホールディングス)を7-6(5) 6-1で、準決勝では田中優季(安藤証券)を7-5 7-6(6)で破って決勝進出を決めていた。

 今大会12度目の出場となった27歳の秋田は、今回が初の決勝進出だった。

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