19歳シフィオンテクがハレプに前年の雪辱、初のグランドスラム8強入り [フレンチ・オープン]

今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、イガ・シフィオンテク(ポーランド)が第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を6-1 6-2で倒す番狂わせを演じ、ベスト8進出一番乗りを決めた。試合時間は1時間8分。

 昨年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)からグランドスラムに7大会連続出場となる19歳のシフィオンテクは、3度目の4回戦を初めて突破した。ハレプとは昨年のロラン・ギャロスでも同じラウンドで対戦し、1-6 0-6で敗れていた。

フレンチ・オープン2020|トーナメント表

 ハレプはツアー再開後に8月のプラハ(WTAインターナショナル/クレーコート)と前哨戦のローマ(WTAプレミア5/クレーコート)を制して今大会を迎えていたが、2月から続いていた連勝は「17」でストップした。

 今大会でのシフィオンテクは、1回戦で前年の準優勝者で第15シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を6-1 6-2で、2回戦でシェイ・スーウェイ(台湾)を6-1 6-4で、3回戦ではワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したユージェニー・ブシャール(カナダ)を6-3 6-2で破って勝ち上がっていた。

 シフィオンテクは準々決勝で、第5シードのキキ・バーテンズ(オランダ)と予選から勝ち上がってきたマルチナ・トレビザン(イタリア)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

※写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)
PARIS, FRANCE - OCTOBER 04: Iga Swiatek of Poland celebrates after winning match point during her Women's Singles fourth round match against Simona Halep of Romania on day eight of the 2020 French Open at Roland Garros on October 04, 2020 in Paris, France. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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