ノーシードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)が「武漢オープン」(WTAプレミア5/中国・武漢/9月24~30日/賞金総額266万6000ドル/ハードコート)のシングルス決勝で、アシュリー・バーティ(オーストラリア)を6-7(3) 7-6(4) 6-2で下し、今季初タイトルを獲得した。

「武漢オープン」で優勝したカロリーヌ・ガルシア(フランス)(写真◎Getty Images)
Photo: WUHAN, CHINA - SEPTEMBER 30: Caroline Garcia of France poses with her trophy after defeating Ashleigh Barty of Australia in the Finals match of Women's Single of 2017 Wuhan Open on September 30, 2017 in Wuhan, China (Photo by Wang He/Getty Images)

「タイトルを獲るのは最高! テニスをしていて最高の喜びだと思う。大会の規模など関係なく、とにかく優勝することが最高なの」と、キャリア4度目のタイトルを獲得したガルシアは語った。

 今季初のツアー決勝を戦った世界ランク20位のガルシアは、第1セット第7ゲームでバーティのサービスゲームをブレーク、次のゲームをキープして5-3とリードした。しかし自身もサービスゲームをブレークされるなど、5-5に追いつかれる。どちらも次のサービスゲームをキープできず、タイブレークはバーティが7-3で制した。

 第2セットではどちらもサービスが安定せず、ブレークし合う展開となった。バーティはバックハンドスライスを軸にガルシアを苦しめ、2度、サービング・フォー・ザ・マッチを迎えたが、どちらもキープできずタイブレークにもつれる。今度はガルシアが7-4でタイブレークを制して第3セットに持ち込んだ。

 第3セットはガルシアのサービスが冴え、3-1とリードを奪い、さらにもう一度ブレークをして勝負を決めた。

 敗れたものの、準決勝でフレンチ・オープン覇者のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を倒したバーティは「今大会のようにタイトルを争うポジションが自分のいるべき場所だと感じている。今季はここまで素晴らしいものだった」と自信を深めているようだ。(C)AP(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles