ロラン・ギャロス DAY7 第4シードがそろって消える

タイトルのとおり、ディメンティエワとジョコビッチが敗れました。

おととい、ドキッチの負傷棄権でほとんど負け試合を拾ったディメンティエワですが、
1月にオーストラリアン・オープンで下していたストーサーにフルセットで敗北。
最後は1-6と打ちのめされました。
「フィジカルがぜんぜんフィットしていなかった」
こうコメントしたディメンティエワ。

『でもあなたはもっともフィットネスをこなし、
コンディションを整えるのがうまい選手でなのでは?』という質問に、
「もう若くないから」

んなことないぞ、ディメンティエワ!
まだ“無冠の女王”を返上するチャンスはあるはずだ!


一方、ジョコ。
確かに相手のコールシュライバーは、
「大きな大会で、いや、小さな大会も含めて、
最高のプレーができた試合のひとつ」
と語るようにすばらしいゲームを展開しました。
アンフォーストエラーはジョコの38に対しわずかに22。
特に第3セットは3つしか犯さず、
ジョコビッチを追い込んでいきました。

そのジョコは、
「今年は最高のクレーシーズンだったし、自信もあったんだけど。
実際、最初の2試合はよかったし。
今日、突然、僕の物語は違うものになってしまった。
フィジカルに問題はない。
本当になんでなのか説明がつかないんだ」

一見、淡々と会見に臨んでいましたが、
質問に答え終わるたびに、唇をかみ締めていたのが印象的でした。

さらに残念なニュース。

杉山/ハンチュコワ組も謝淑薇/彭帥に敗退。
前哨戦のローマで敗れていた相手に、
またも苦杯を喫してしまいました。
杉山は会見で、
「ローマで敗れた敗因を生かして臨んだんですけど、
そのときよりもさらによくなっていて。
予測がつかない動きをしてくるところがあって、
ダニエラも『もう打つとこがないわ』って試合中に言ってたくらいで。
でも、そんなことはないはずで、冷静に穴を探し切れなかったかなと」

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles