“私の履歴書~松岡修造さん”の巻
こちらテニマガ編集部、
ただいま東京・水道橋の編集部近くに新しくできたタイ料理屋さんへ行ってきました。
店員さん「イラッシャイマセ。コチラヘドウゾ」
マッキー編集長「ドゥー・ユー・ノー・パラドン?」
店員さん「………」
「ランチハ豚ニシマスカ?海老ニシマスカ?」
この手の会話、よくあるんです。
韓国料理屋さんへ行ったときは
マッキー編集長「ドゥー・ユー・ノー・リー?」
インド料理屋さんへ行ったときは
マッキー編集長「ドゥー・ユー・ノー・パエス?」「じゃあブパシ?」
店員さん「……」
会話が弾みません。いや、それ以前に通じていません。
さて、600号(ただいま店頭発売中!)に掲載中の
“私の履歴書~松岡修造さん”が大好評です。
現在、テレビに出る修造さんのことしか知らない読者も多くなってきたのでしょうか。
この機会に履歴書を読んで“テニスの修造さん”に親近感をもった方が多くいるようです。
連載“私の履歴書”は、登場する本人が自身の半生を振り返ります。
誌面は市販の履歴書をイメージしたレイアウトになっています。
しかし中身は、よくあるプロフィールとは違うんです。
通常のプロフィールは、主だったこと(主な戦績など)を中心に構成しますが、
この履歴書は、本人が“今の自分ができるまで”の節目を選び、構成します。
あの日、あのとき、あれがあったから、今の自分がある…ということは
本人にしかわからないことですから。
取材には、マッキー編集長と部員AとライターAさんでうかがいました。
実は、マッキー編集長と部員Aと修造さんの3人は同じ年です。
修造さんの話に耳を傾けながら、マッキー&Aは「あの頃はそうだったんだ~」と
心の中でうなづいて聞いていました。
だって、おそらくどんな競技でも、誰でもそうだと思いますが、
同世代のトップジュニアの動向は気になるものですよ。
修造さんはわれわれ世代の“王子”でしたから、
雑誌や何かで知った情報をもとに、あれこれと噂もしましたよ。
その真実を、舞台裏を本人が紐解いてくれるわけですから、
みるみる時計の針が戻っていって、
なんともいえない懐かしい思いがありました。
また貴重な取材となりました。
修造さん、ありがとうございました!
↓修造さんの履歴書のほか、これまでの履歴書ゲストが持参した
とっておき写真もテニスマガジン600号に掲載中!お見逃しなく!
実は、個人的なネタになりますが、
修造さんの履歴書に登場した、何人かのかけがえない人たちの名前に
当時・櫻田倶楽部の校長先生だった飯田藍さん、
飯田さんが修造さんに紹介したボブ・ブレットさん、があります。
思い出すのは20歳前、修造さんがプロとして世界に飛び出した頃に
部員Aは雑誌を通じて、数々のトッププレーヤーを育てている飯田さん、
そして修造さんを世界へ導いていくボブさんに興味を持ちました。
やがて、テニスマガジンで働くようになり、以来、今まで
飯田さんにもずいぶんお世話になっています。
想像通りの信念を持った名指導者で、
この仕事についてからというもの、私自身、教わることの多い大切な方となりました。
そして、ボブさんとご縁を持つこともできました。
入社して早々に、ボブさんの連載がテニスマガジンでスタートすることになり、
「担当させてくださいっ!」と食いついたあの日を思い出します。
初めてのグランドスラム取材で、プレスルームに資料を集めに来た
ボブさんを見たときは、正直に言って、他のどんなトッププレーヤーを見るよりも
どきどきしたのを思い出します。「本物の、ボブ・ブレットだー!」って(笑)。
修造さんの履歴書を作るにあたり、われわれの(テニス)人生においても、
修造さんからご縁をもらったことのいくつかが思い出されました。
そうやって少なからず修造さんを通じて影響され、
人生を送っている人はきっと他にもたくさんいるでしょう。
いろいろな思いが頭の中を駆け巡る、テニスマガジン600号です。
みなさんはいかがですか~
そうそう、話題は編集部のランチでした。
これは出かける前の編集部の会話です。全部ばらします。実話です。
マッキー編集長「おい、金貸せ(今日は給料日前日)」
部員A「しょうがないなあ、これでいい?」
マッキー編集長「おっ、持ってるじゃないか。
よしよし。でも、言っとくけどな、
借りたけど、返すって言ってないからな」
テルテル「(爆笑!)」
部員A「あのさ、テルテルが喜ぶからって、
もういい加減にしようよそのネタ…。
ちゃんと返してもらいますから」
マッキー編集長「はい……」
(編集部A)
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