ロラン・ギャロスで最長のタイブレークを制したソネゴがグランドスラムで初の16強 [フレンチ・オープン]

今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)の本戦6日目は、男女シングルス3回戦と男女ダブルス2回戦が行われた。
 
 30分、36ポイント――。
 
 ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)と第27シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)は金曜日、凄まじいタイブレークを戦った。それはフレンチ・オープンの男子シングルスでプレーされた中でもっとも長く、全グランドスラム大会を見回しても2番目に長いものだった。

フレンチ・オープン2020|トーナメント表

 双方が6本以上のセットポイントを手にしたが、最終的にドロップショットによって最後の2ポイントを取ったソネゴが7-6(5) 6-3 7-6(17)の勝利で試合を終わらせて初のグランドスラム大会4回戦進出を決めた。

「どこを違うようにやればよかったのかについて頭を巡らせて、今日は夜通し眠れないと思うよ」とフリッツはコメントした。

 グランドスラム大会でこれより長かった唯一のタイブレークは、2007年オーストラリアン・オープンでアンディ・ロディック(アメリカ)とジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)がプレーした38ポイントだった。

 ソネゴは次のラウンドで、ノルベルト・ゴンボス(スロバキア)を7-6(3) 6-3 6-3で破って勝ち上がった第12シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。(APライター◎ハワード・フェンドリック&ジョン・レスター/構成◎テニスマガジン)

※写真はロレンツォ・ソネゴ(イタリア)
PARIS, FRANCE - OCTOBER 02: Lorenzo Sonego of Italy celebrates after winning match point during his Men's Singles third round match against Taylor Fritz of the United States on day six of the 2020 French Open at Roland Garros on October 02, 2020 in Paris, France. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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