日本は錦織が代表入り、各国がメンバーを発表 [デビスカップ・ファイナルズ予選]

男子テニスの国別対抗戦、「デビスカップ by Rakuten」のファイナルズ予選(3月6、7日)の各国代表メンバーが発表された。
 
 ノミネートできる人数は5人となっており、ブルボンビーンズドーム(兵庫県三木市/室内ハードコート)でエクアドル戦に臨む日本は、錦織圭(日清食品)、西岡良仁(ミキハウス)、内山靖崇(北日本物産)、添田豪(GODAI)、マクラクラン勉(日本)を招集した。

 昨年の予選ラウンドの中国戦(2019年2月1、2日/中国・広州:広州オリンピックテニスセンター/ハードコート)に3勝2敗で勝利してファイナルズに進出した日本は、ラウンドロビン(総当たり戦)でフランスとセルビアに敗れてグループ最下位で終えた。

 エクアドルはアメリカ地区グループⅠ(2019年9月14、15日/アメリカ・フロリダ州ドラル/ハードコート)でベネズエラを4勝0敗で下し、ファイナルズ予選進出を決めていた。

 日本とエクアドルは、今回が初対戦となる。

 デビスカップは昨年から、新フォーマットに変更されている。新たに改革されたフォーマットは、国際テニス連盟(ITF)と、スペインのサッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体「コスモス」の協力によって開発された。

 24ヵ国がホーム&アウェー方式で争う予選ラウンドは、ベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した12ヵ国が、11月のファイナルズ(スペイン・マドリッド/室内ハードコート)に進出する。

 ファイナルズでは18ヵ国が3チームによる6グループに別れて総当たり戦を行い、各グループの1位と、2位にの中でもっとも成績のいい2チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

2020デビスカップ by Rakuten ファイナルズ|トーナメント表

※世界ランクは2月24日付

日本代表メンバー

錦織圭(日清食品:シングルス31位/ダブルス446位T)
西岡良仁(ミキハウス:シングルス48位/ダブルス446位T)
内山靖崇(北日本物産:シングルス99位/ダブルス432位)
添田豪(GODAI:シングルス118位/ダブルス900位T)
マクラクラン勉(シングルス--位/ダブルス48位)

監督◎岩渕聡

エクアドル代表メンバー

エミリオ・ゴメス(シングルス149位/ダブルス474位)
ロベルト・キロス(シングルス275位/ダブルス275位)
ディエゴ・イダルゴ(シングルス368位/ダブルス254位)
ゴンサロ・エスコバル(シングルス419位/ダブルス71位)
アントニオ カジェターノ・マルチ(シングルス649位/ダブルス929位)

各国代表メンバー

※[ ]数字はシード順位、◎は開催国(ノミネーションは変更されることがあります)

ファイナルズ予選|3月6、7日

クロアチア[1]◎

マリン・チリッチ、ボルナ・ゴヨ、ニーノ・セルダルシッチ、イバン・ドディグ、マテ・パビッチ

インド

スミト・ナガル、プラジュネシュ・グネスワラン、ランクマー・ラマナサン、ロハン・ボパンナ、リーンダー・パエス

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ベルギー[2]

キマー・コペヤンス、ルベン・ビーママンズ、アーサー・デ グリーフ、ヨラン・ビリゲン、サンダー・ジレ

ハンガリー◎

マートン・フクソービッチ、アッティラ・バラージュ、ソンボル・ピロシュ、ファビアン・マロジャン、ピーター・ナギー

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アルゼンチン[3]

ギド・ペラ、フアン イグナシオ・ロンデロ、レオナルド・メイヤー、ホレイショ・ゼバロス、マッシモ・ゴンサレス

コロンビア◎

ダニエル エライ・ガラン、サンティアゴ・ヒラルド、サンティアゴ・ゴンサレス、フアン セバスチャン・カバル、ロベルト・ファラ

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アメリカ[4]◎

テイラー・フリッツ、ライリー・オペルカ、トミー・ポール、ボブ・ブライアン、マイク・ブライアン

ウズベキスタン

デニス・イストミン、フモユン・スルタノフ、サンジャル・ファイジエフ、オリムジョン・ナビエフ

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オーストラリア[5]◎

ニック・キリオス、アレックス・デミノー、ジョン・ミルマン、ジョーダン・トンプソン、ジェームズ・ダックワース

ブラジル

チアゴ・モンテーロ、ジョアン・メネゼス、チアゴ・ザイブチ ビルチ、フェリペ・メリジェニ ロドリゲス アウベス、マルセロ・デモリナー

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イタリア[6]◎

ファビオ・フォニーニ、ロレンツォ・ソネゴ、ジャンルカ・マジェル、ステファノ・トラバグリア、シモーネ・ボレッリ

韓国

イ・ダクヒ、ナム・ジソン、チョン・ユンソン、ソン・ミンギュ、チョン・ホン

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ドイツ[7]◎

ヤン レナード・ストルフ、フィリップ・コールシュライバー、ドミニク・コプファー、ケビン・クラウィーツ、アンドレアス・ミース

ベラルーシ

イゴール・ゲラシモフ、イリヤ・イバシカ、アンドレ・バジレンスキー、アレクサンダー・ジギロフスキー、マーティン・ボリシオウク

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カザフスタン[8]◎

アレクサンダー・ブブリク、ミカエル・ククシュキン、アレクサンドル・ネドベソフ、アンドレイ・ゴルベウ、ドミトリー・ポプコ

オランダ

ロビン・ハッサ、タロン・グリークスプア、ボティック・ファン デ ザンドシュルプ、ヴェスレイ・クールホフ、ジャン ジュリアン・ロジェ

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チェコ[9]

イリ・ベセリ、ルーカシュ・ロソル、ズデネク・コラル、ヴィート・コプリバ、ヨナス・フォレイティック

スロバキア◎

アンドレイ・マルティン、ノルベルト・ゴンボス、ヨセフ・コバリク、フィリップ・ポラセク

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オーストリア[10]◎

デニス・ノバク、セバスティアン・オフナー、ユルゲン・メルツァー、オリバー・マラック、ユーリ・ロディオノフ

ウルグアイ

パブロ・クエバス、マルティン・クエバス、アリエル・ベハール、フランコ・ロンカデリ 、フランシスコ・リャネス

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日本[11]◎

錦織圭、西岡良仁、内山靖崇、添田豪、マクラクラン勉

エクアドル

エミリオ・ゴメス、ロベルト・キロス、ディエゴ・イダルゴ、ゴンサロ・エスコバル、アントニオ カジェターノ・マルチ

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スウェーデン[12]◎

ミカエル・イーメル、エリアス・イーメル、マルクス・エリクソン、カール・ソダールンド、ロベルト・リンドステット

チリ

クリスチャン・ガリン、アレハンドロ・タビロ、マルセロ トーマス・バリオス ベラ、バスティアン・マッラ

※写真は2016年のワールドグループ・プレーオフでの錦織圭(日清食品)
OSAKA, JAPAN - SEPTEMBER 17: Kei Nishikori (C) of Japan celebrates the winner during the Davis Cup World Group Play-off doubles match between at Utsubo Tennis Center on September 17, 2016 in Osaka, Japan. (Photo by Koji Watanabe/Getty Images)

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