コンタベイトがマッチポイント2本切り抜け2回戦へ [オストラバ・オープン]

写真はUSオープンでのアネット・コンタベイト(エストニア)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「J&T銀行オストラバ・オープン」(WTAプレミア/チェコ・オストラバ/10月19~25日/賞金総額52万8500ドル/室内ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第8シードのアネット・コンタベイト(エストニア)が2つのマッチポイント凌いでエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)に4-6 6-2 7-6(6)で競り勝った。

 アレクサンドロワはサービング・フォー・ザ・マッチを3度迎えたが、いずれもキープすることができなかった。タイブレークでもアレクサンドロワが6-4とリードしたが、コンタベイトはフォアハンドボレーを決めて最初のマッチポイントをセーブした。

「私は本当に諦めなかったわ。リードをされたとき、私はもう少し積極的にプレーするようにしたの」とコンタベイトは振り返った。

 コンタベイトは次のラウンドで、マグダ・リネッテ(ポーランド)を6-1 6-3で破って勝ち上がった予選勝者のサラ・ソリベス トルモ(スペイン)と対戦する。

 そのほかの試合では、マリア・サカーリ(ギリシャ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したクリスティーナ・プリスコバ(チェコ)を6-3 6-3で下し、バーボラ・クレイチコバ(チェコ)はテレザ・マルティンコバ(チェコ)との予選勝者同士の対戦を7-5 6-1で制した。

 2回戦では、サカーリが第1シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と、クレイチコバは第4シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する。上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックのため特にアジアで多くの大会がキャンセルとなった中、WTAツアーの暫定カレンダーに組み込まれた。感染者が急増しているチェコでは6人以上が集まるイベントを制限する措置が政府によって取られており、今大会は例外として開催を許されたが無観客で行われている。

 2019年フレンチ・オープン準優勝者のマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)はウイルス検査で陽性と診断されたため、大会前に欠場を発表していた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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