コロナ克服のゴファンは復帰戦飾れず、ギロンが初のツアー8強入り [ヨーロピアン・オープン]

写真はUSオープンでのダビド・ゴファン(ベルギー)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「ヨーロピアン・オープン」(ATP250/ベルギー・アントワープ/10月19~25日/賞金総額47万2590ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのダビド・ゴファン(ベルギー)が予選勝者のマルコス・ギロン(アメリカ)に3-6 5-7で敗れた。試合時間は2時間34分。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されていたため、ゴファンはこの試合が初戦だった。前日には第2シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が敗れており、トップ2シードが早くも姿を消した。

 ゴファンは今月初めに新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性と診断されたため前週のサンクトペテルブルク(ATP500/室内ハードコート)を欠場しており、この試合が復帰戦だった。

 対トップ20初勝利とATPツアーで初の8強入りを決めたギロンは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていた第8シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)と対戦する。

 そのほかの試合では、第3シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジズー・ベルグス(ベルギー)を5-7 6-4 6-4で、第5シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)がキャメロン・ノリー(イギリス)を7-5 7-6(4)で、予選勝者のロイド・ハリス(南アフリカ)は第7シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を7-5 7-6(3)で下し、ベスト8が出揃った。

 準々決勝では、ハチャノフがダニエル・エバンズ(イギリス)と、ラオニッチが第4シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と、ハリスはユーゴ・アンベール(フランス)と顔を合わせる。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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