決勝はズベレフとシュワルツマンのトップ2シード対決に [bett1HULKS選手権]

写真はディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「bett1HULKS選手権」(ATP250/ドイツ・ケルン/10月19~25日/賞金総額32万5610ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準決勝が行われ、決勝はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)のトップ2シード対決となった。

 第1シードのズベレフがワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した19歳のヤニク・シンネル(イタリア)を7-6(3) 6-3で退け、第2シードのシュワルツマンは第5シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に6-4 5-7 6-4で競り勝った。

 前週に同会場で開催された大会を制した23歳のズベレフは、2週連続優勝と母国ドイツにおける4度目のタイトル獲得に王手をかけた。

 28歳のシュワルツマンは先のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で初のグランドスラム4強入りを果たし、トップ10入りしてから初めての大会出場でツアー通算4勝目を目指している。

 決勝で対戦する両者の過去の対戦成績は、2勝1敗でシュワルツマンがリード。昨年は9月にUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の4回戦で対戦し、シュワルツマンが3-6 6-2 6-4 6-3で勝っている。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックのため特にアジアで多くの大会がキャンセルとなった中で今年のみ開催の大会としてATPツアーの暫定カレンダーに組み込まれ、市の主催で2週連続で開催される2大会目となる。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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