ティームがナダルを倒して準決勝進出一番乗り、チチパスは1勝目 [Nitto ATPファイナルズ]

写真はドミニク・ティーム(オーストリア)(Getty Images)

男子トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月15~22日/賞金総額570万ドル/室内ハードコート)の大会3日目のシングルスは、グループ・ロンドン2020のラウンドロビン(総当たり戦)第2戦が行われた。

 アフタヌーンセッションで第3シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)を7-6(7) 7-6(4)で倒して2連勝を飾り、イブニングセッションでは第6シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第7シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に6-1 4-6 7-6(6)で競り勝ち1勝目を挙げた。

 この結果で2勝目を挙げたティームが準決勝進出一番乗りを決め、2連敗を喫したルブレフの予選リーグ敗退が決まった。

 11月19日(木)に行われる第3戦は、アフタヌーンセッションでティームとルブレフが、イブニングセッションでは1勝1敗同士のナダルとチチパスが決勝トーナメント進出をかけて対戦する予定となっている。

 ATPファイナルズはATPツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

 ロンドンでATPファイナルズが開催されるのは今年までとなっており、2021年から25年まではイタリア・トリノで行われることが決まっている。(テニスマガジン)

※[ ]数字はシード順位

ラウンドロビン|シングルス

グループ東京1970

ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1]、ダニール・メドベージェフ(ロシア)[4]、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[5]、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)[8]

■11月16日(月)

○ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1] 6-3 6-2 ●ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)[8]

○ダニール・メドベージェフ(ロシア)[4] 6-3 6-4 ●アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[5]

■11月18日(水)

ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1] vs ダニール・メドベージェフ(ロシア)[4]

アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[5] vs ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)[8]

《グループ東京1970|暫定順位》

1位 ジョコビッチ:1勝0敗(セット2-0、ゲーム12-5)
2位 メドベージェフ:1勝0敗(セット2-0、ゲーム12-7)
3位 ズベレフ:0勝1敗(セット0-2、ゲーム7-12)
4位 シュワルツマン:0勝1敗(セット0-2、ゲーム5-12)

グループ・ロンドン2020

ラファエル・ナダル(スペイン)[2]、ドミニク・ティーム(オーストリア)[3]、ステファノス・チチパス(ギリシャ)[6]、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[7]

■11月15日(日)

○ドミニク・ティーム(オーストリア)[3] 7-6(5) 4-6 6-3 ●ステファノス・チチパス(ギリシャ)[6]

○ラファエル・ナダル(スペイン)[2] 6-3 6-4 ●アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[7]

■11月17日(火)

○ドミニク・ティーム(オーストリア)[3] 7-6(7) 7-6(4) ●ラファエル・ナダル(スペイン)[2]

○ステファノス・チチパス(ギリシャ)[6] 6-1 4-6 7-6(6) ●アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[7]

■11月19日(木)

ラファエル・ナダル(スペイン)[2] vs ステファノス・チチパス(ギリシャ)[6]

ドミニク・ティーム(オーストリア)[3] vs アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[7]

《グループ・ロンドン2020|暫定順位》

1位 ティーム:2勝0敗(セット4-1、ゲーム31-27)
2位 ナダル:1勝1敗(セット2-2、ゲーム24-21)
3位 チチパス:1勝1敗(セット3-0、ゲーム32-30)
4位 ルブレフ:0勝2敗(セット1-4、ゲーム20-29)

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写真◎Getty Images

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