ズベレフがシュワルツマンを倒し、決勝トーナメント進出に望みを繋ぐ [Nitto ATPファイナルズ]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)

男子トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月15~22日/賞金総額570万ドル/室内ハードコート)のグループ東京1970のラウンドロビン(総当たり戦)第2戦で、第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第8シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-3 4-6 6-3で倒して決勝トーナメント進出への望みをつないだ。

 ズベレフが勝ったことで、ダニール・メドベージェフ(ロシア)はノバク・ジョコビッチ(セルビア)を倒しさえすれば準決勝に進めることになった。そしてイブニングセッションで行われた試合で第4シードのメドベージェフが第1シードのジョコビッチを6-3 6-3で下し、2試合を終えた時点でグループ首位通過を決めた。ジョコビッチはこの日ストレートセットで勝てば準決勝進出を決めることができたが、ベスト4進出の是非はグループ3戦目に持ち込まれた。

 シュワルツマンは第1セットの序盤でブレークしたが、月曜日にジョコビッチに敗れた試合と同じように直ちにブレークバックされてしまった。ズベレフはシュワルツマンのアンフォーストエラーに助けられてふたたびブレークを果たし、4-2とリードを広げた。

 月曜日の初戦でメドベージェフに敗れたズベレフはそれを「今季最悪の試合」と自ら表現したが、この日はセットを先取して第2セットでも3-1とリードした。しかしシュワルツマンは決して諦めず、そこから2ブレークを奪って反撃を開始した。目に見えてイライラした様子のズベレフは第2セットを落としたあと、無人の観客席にボールを打ち込んだ。

 しかし23歳のズベレフは体勢を立て直し、第3セットではシュワルツマンのサービスゲームを2度ブレークした。自らのアンフォーストエラーに苦しめられていたシュワルツマンは、フォアハンドをネットにかけて試合に自ら終止符を打った。

 2018年大会優勝者であるズベレフが決勝トーナメントに進出するためには、金曜日のラウンドロビン最終戦でジョコビッチを倒さなければならない。両者は2年前の決勝で対戦しており、そのときはズベレフがストレート勝ちをおさめていた。

「準決勝に行くチャンスを掴むことができてうれしいよ」とズベレフはコメントした。「すべての試合に勝つ必要があり、さもなければ敗退してしまう。だから僕は、そのような心構えで臨まなければならない。今日はそういう気持ちで臨み、やるべきことができた」。

 ロンドンでATPファイナルズが開催されるのは12年目の今年までとなっており、2021年から25年まではイタリア・トリノで行われることが決まっている。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images