シングルス全勝のロシアがグループD首位通過を決める [ATPカップ]

写真はダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)

2020年に新設された世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・メルボルン/2月2~6日/賞金総額750万ドル/ハードコート)の大会2日目のナイトセッションは、グループBとグループDのラウンドロビン(グループ内総当たり戦)第2戦が行われた。

 ロッド・レーバー・アリーナ(グループA)は地元オーストラリアがギリシャを2勝1敗で下して1勝1敗とし、ジョン・カイン・アリーナ(グループD)では日本を2勝1敗で破ったロシアが2連勝でグループ首位通過を決めた。

 新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる影響を受けてシーズン序盤の日程が大幅に変更されたため、今年の大会は規模を縮小して12チームで争われる。24チームが参加した昨年は3会場(ブリスベン、パース、シドニー)で行われたが、今回はATP250の2大会と一緒にメルボルン・パークで開催されることになった。

 今年のATPカップは最初の3日間で12ヵ国が3チームによる4グループに分れて総当たり戦を実施し、残りの2日間で各グループの1位による決勝トーナメントを行い優勝チームを決定する。試合はシングルス2試合(ベスト・オブ・3セットマッチ)とダブルス1試合(第3セット10ポイントマッチタイブレーク)で争われ、先に2勝を挙げたチームが勝者となる。(テニスマガジン)

ラウンドロビン第2戦|2月3日(水)

【NIGHT SESSION】

グループB|ギリシャ(0勝1敗)1-2 オーストラリア(1勝1敗)

R1 ●ミハイル・ペルボララキス 2-6 3-6 ○ジョン・ミルマン
R2 ○ステファノス・チチパス 6-3 7-5 ●アレックス・デミノー
R3 ●ミハイル・ペルボララキス/ステファノス・チチパス 3-6 6-4 [5-10] ○ジョン・ピアース/ルーク・サビル

グループD|ロシア(2勝0敗)2-1 日本(0勝1敗)

R1 ○アンドレイ・ルブレフ 6-1 6-3 ●西岡良仁(ミキハウス)
R2 ○ダニール・メドベージェフ 6-2 6-4 ●錦織圭(日清食品)
R3 ●エフゲニー・ドンスコイ/アスラン・カラツェフ 6-4 3-6 [10-12] ○マクラクラン勉(イカイ)/西岡良仁(ミキハウス)

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写真◎Getty Images

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