青山/柴原に勝ったメルテンス/サバレンカがチェコペアを下してグランドスラム大会で2度目の栄冠に輝く [オーストラリアン・オープン]
2019年3月にWTAプレミア・マンダトリー大会のインディアンウェルズとマイアミ(ともにハードコート)を連続で制す「サンシャイン・ダブル」を達成したメルテンス/サバレンカは、同年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で四大大会初優勝を飾った。ふたりはシングルスにも出場していたが、ともに4回戦で敗れていた。
今大会でのメルテンス/サバレンカは、1回戦でコーネリア・リスター(スウェーデン)/アリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)に3-6 7-5 6-4で競り勝ったあと、2回戦はアシュリー・バーティ(オーストラリア)/ジェニファー・ブレイディ(アメリカ)の棄権による不戦勝で勝ち上がり、3回戦で第16シードのラウラ・シグムンド(ドイツ)/ベラ・ズボナレワ(ロシア)を6-3 6-7(5) 6-2で、準々決勝で第7シードの青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)を6-2 6-0で、準決勝では第4シードのニコール・メリカ(アメリカ)/デミ・シヒュース(オランダ)を7-5 6-4で破って決勝進出を決めていた。
シニアコバとクレイチコバのチェコペアは2018年にフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)とウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で栄冠に輝いており、グランドスラム3勝目を目指していた。
クレイチコバは2019年にタイトルを獲得したラジーブ・ラム(アメリカ)とのペアで第6シードとして出場しているミックスダブルスで決勝進出を決めており、ニコラ・メクティッチ(クロアチア)とのペアで臨んだ昨年を挟んで同種目3連覇に王手をかけている。(テニスマガジン)

優勝を決めた瞬間のエリース・メルテンス(ベルギー/左)とアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)
写真◎Getty Images
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