日本は初選出4人を含む代表メンバーでアウェーのパキスタン戦へ [デビスカップ]

写真は2018年ワールドグループ・プレーオフ「日本対ボスニア・ヘルツェゴビナ」での綿貫陽介(日清食品)(Getty Images)

男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten」のワールドグループⅠ「日本対パキスタン」(3月5、6日/パキスタン・イスラマバード/グラスコート)の日本代表メンバーが発表され、綿貫陽介(日清食品)、内田海智(富士薬品)、清水悠太(三菱電機)、望月慎太郎(Team YUKA)、上杉海斗(江崎グリコ)の5人が選ばれた。

 5人の中で代表歴があるのは綿貫だけだが、勝敗のかかった場面でプレーした選手がひとりもいないメンバーとなった。

 2020年の予選ラウンド(3月6、7日/兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム/室内ハードコート)でエクアドルと対戦した日本は、0勝3敗で敗れてファイナルズ進出を逃していた。

 パキスタンは同年のワールドグループⅠプレーオフ(3月6、7日/パキスタン・イスラマバード/グラスコート)でスロベニアを3勝0敗で下し、ワールドグループⅠ進出を決めていた。

 両国の対戦は2003年以来で、過去の対戦成績は日本の3戦全勝となっている。

※世界ランクは2月22日付

日本代表メンバー

綿貫陽介(日清食品:シングルス269位/ダブルス620位)
内田海智(富士薬品:シングルス317位/ダブルス871位)
清水悠太(三菱電機:シングルス338位/ダブルス611位)
望月慎太郎(Team YUKA:シングルス639位/ダブルス412位)
上杉海斗(江崎グリコ:シングルス--位/ダブルス1444位T)

監督◎岩渕聡

 デビスカップは2019年から、新フォーマットに変更されている。新たに改革されたフォーマットは、国際テニス連盟(ITF)と、スペインのサッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体「コスモス」の協力によって開発された。

 24ヵ国がホーム&アウェー方式で争うワールドグループⅠは、ベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した12ヵ国が、来年のファイナルズ予選への出場権を獲得する。

 ファイナルズでは18ヵ国が3チームによる6グループに別れて総当たり戦を行い、各グループの1位と、2位にの中でもっとも成績のいい2チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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