宮崎百合子が今季2勝目、バーネットとのダブルスも制す [W15シャルム エル シェイク]

写真は2020年7月にイギリス・ロンドンのローハンプトンにあるナショナルテニスセンターで開催されたブリティッシュツアー第4週での宮崎百合子(メディロム)(Getty Images)

国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「W15シャルム エル シェイク」(ITFワールドテニスツアーW15/エジプト・シャルム エル シェイク/3月22~28日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第2シードの宮崎百合子(メディロム)がノーシードから勝ち上がってきた16歳のマチルダ・ムタヴジッチ(イギリス)を6-3 6-3で下して今季2勝目を挙げた。試合時間は1時間29分。

 25歳の宮崎がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2週間前に同地で開催さ入れた大会に続き通算4度目となる。

 今大会での宮崎は1回戦で17歳のプリスカ マデリン・ヌグロホ(インドネシア)を6-2 7-5で、2回戦でアーリンダ・ラシティ(スイス)を6-2 6-1で、準々決勝で第8シードのジョアン・ズガー(スイス)を6-2 7-6(4)で、準決勝ではオリビア・ガデキ(オーストラリア)を6-3 7-5で破って決勝進出を決めていた。

 宮崎はアリシア・バーネット(イギリス)とペアで第1シードで出場したダブルスでも勝ち上がり、前日に行われた決勝でク・ヨンウ(韓国)/ラファエル・ラカス(カナダ)を6-4 6-1で下してコンビ初優勝を飾っていた。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、JRはITFジュニア枠

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○32宮崎百合子(日本/メディロム)[2] 6-3 6-3 ●12マチルダ・ムタヴジッチ(イギリス)[JR]

女子シングルス準決勝

○12マチルダ・ムタヴジッチ(イギリス)[JR] 2-6 6-3 6-4 ●1リー・ヤーシュエン(台湾)[1]

○32宮崎百合子(日本/メディロム)[2] 6-3 7-5 ●23オリビア・ガデキ(オーストラリア)

女子シングルス準々決勝

○1リー・ヤーシュエン(台湾)[1] 6-4 6-3 ●5エレナ テオドラ・キャダー(ルーマニア)[Q]

○12マチルダ・ムタヴジッチ(イギリス)[JR] 6-4 7-5 ●16タイーザ グラーニャ・ペドレッティ(ブラジル)[5]

○23オリビア・ガデキ(オーストラリア)6-4 6-4 ●17ダリラ・スピテリ(イタリア)[7]

○32宮崎百合子(日本/メディロム)[2] 6-2 7-6(4) ●25ジョアン・ズガー(スイス)[8]

女子ダブルス決勝

○1アリシア・バーネット/宮崎百合子(イギリス/メディロム)[1] 6-4 6-1 ●10ク・ヨンウ/ラファエル・ラカス(韓国/カナダ)

女子ダブルス準決勝

○1アリシア・バーネット/宮崎百合子(イギリス/メディロム)[1] 6-1 6-4 ●5光崎楓奈/タイーザ グラーニャ・ペドレッティ(h2エリートテニスアカデミー/ブラジル)[4]

○10ク・ヨンウ/ラファエル・ラカス(韓国/カナダ)6-3 2-6 [11-9] ●16ファニー・オストルンド/サンドラ・サミール(スウェーデン/エジプト)[2]

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写真◎Getty Images

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