日本人対決を制した宮崎百合子がITFツアーのシングルスで3度目の優勝、ダブルスは小堀桃子/清水綾乃がコンビ6勝目 [W15シャルム エル シェイク]

写真は2020年7月にイギリス・ロンドンのローハンプトンにあるナショナルテニスセンターで開催されたブリティッシュツアー第4週での宮崎百合子(メディロム)(Getty Images)

国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「W15シャルム エル シェイク」(ITFワールドテニスツアーW15/エジプト・シャルム エル シェイク/3月8~14日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第4シードの宮崎百合子(メディロム)が第3シードの小堀桃子(橋本総業ホールディングス)との日本人対決を6-2 4-6 6-3で制してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間58分。

 25歳の宮崎がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、昨年3月の横浜(W25/ハードコート)以来で通算3度目となる。

 今大会での宮崎は1回戦でアナスタシア・ゾロタレワ(ロシア)を6-7(6) 6-2 7-5で、2回戦でラッキールーザーのアリーナ ガブリエラ・バシレスク(ルーマニア)を2-6 6-4 6-4で、準々決勝でジョアン・ズガー(スイス)を4-6 6-4 6-1で、準決勝では第1シードの清水綾乃(Club MASA)を6-7(5) 6-1 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 ダブルスでは小堀/清水が第1シードから勝ち上がり、決勝でバーボラ・マツソバ(スロバキア)/アナスタシア・ゾロタレワ(ロシア)を6-1 6-2で下してコンビ6勝目を挙げた。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○9宮崎百合子(日本/メディロム)[4] 6-2 4-6 6-3 ●24小堀桃子(日本/橋本総業ホールディングス)[3]

女子シングルス準決勝

○9宮崎百合子(日本/メディロム)[4] 6-7(5) 6-1 6-3 ●1清水綾乃(日本/Club MASA)[1]

○24小堀桃子(日本/橋本総業ホールディングス)[3] 6-1 6-1 ●31細木咲良(日本/原商)

女子シングルス準々決勝

○1清水綾乃(日本/Club MASA)[1] 6-3 7-5 ●5カタリナ・クズモバ(スロバキア)[Q]

○9宮崎百合子(日本/メディロム)[4] 4-6 6-4 6-1 ●13ジョアン・ズガー(スイス)

○24小堀桃子(日本/橋本総業ホールディングス)[3] 6-0 6-4 ●19エリザベス・マンドリク(アメリカ)

○31細木咲良(日本/原商)6-0 6-0 ●26井上雅(日本/テニスラウンジ)

女子ダブルス決勝

○1小堀桃子/清水綾乃(橋本総業ホールディングス/Club MASA)[1] 6-1 6-2 ●14バーボラ・マツソバ/アナスタシア・ゾロタレワ(スロバキア/ロシア)

女子ダブルス準決勝

○1小堀桃子/清水綾乃(橋本総業ホールディングス/Club MASA)[1] 6-4 6-4 ●5ファニー・オストルンド/サラ レベッカ・セクリッチ(スウェーデン/ドイツ)[4]

○14バーボラ・マツソバ/アナスタシア・ゾロタレワ(スロバキア/ロシア)6-3 7-5 ●9タイーザ グラーニャ・ペドレッティ/アントニア・シュミット(ブラジル/ドイツ)

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写真◎Getty Images

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