日本はダブルスも敗れ、ウクライナが4戦全勝で来季の予選ラウンドに進出 [ビリー ジーン・キング・カップ日本対ウクライナ]

写真は試合前のフォットセッションでの(右側)秋田史帆(右)/佐藤久真莉(橋本総業ホールディングス/富士薬品)(写真提供◎日本テニス協会)

女子テニスの国別対抗戦「ビリー ジーン・キング・カップ(旧フェドカップ) by BNPパリバ」のプレーオフ「日本対ウクライナ」(4月16、17日/ウクライナ・オデッサ州チョルノモルスク/クレーコート)のダブルスで日本の秋田史帆(橋本総業ホールディングス:複685位)/佐藤久真莉(富士薬品:複854位)はウクライナのリューメラ・キッシャノック(複46位)/ナディヤ・キッシャノック(複45位)に2-6 6-7(2)で敗れた。試合時間は1時間24分。

 初日のシングルスを2連敗を終えた日本は第3試合のエース対決で内藤祐希(亀田製菓:単172位)がエリナ・スビトリーナ(単5位)に2-6 6-4 6-7(3)で競り負け、アジア・オセアニア地区グループⅠ降格が決まっていた。

 第4試合に予定されていた村松千裕(グラムスリー:単223位)とマルタ・コスチュク(単84位)の対戦は、勝敗が決まっていたため打ち切りとなっていた。

 世界ランク2位の大坂なおみ(日清食品)やマイアミ(WTA1000/ハードコート)でキャリア最大のタイトルを獲得した青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)を招集しなかった日本は、4人全員が初選出のメンバーだった。

 2020年2月7日(金)と8日(土)に開催された予選ラウンド(スペイン・ムルシア/クレーコート)でスペインに1勝3敗で敗れた日本は、ファイナルズ進出を逃していた。

 ウクライナはヨーロッパ・アフリカ地区グループⅠ(2020年2月5~8日/エストニア・タリン/室内ハードコート)のプールAを負けなしで首位通過し、昇格プレーオフでエストニア(プールB2位)を2勝1敗で破ってプレーオフ進出を決めていた。

 日本とウクライナの対戦は、今回が初めてだった。

 16ヵ国がホーム&アウェー方式で争うプレーオフはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した8ヵ国が翌年の予選ラウンド出場権を獲得し、敗れた8ヵ国はグループⅠに回る。(テニスマガジン)

※文中の世界ランクは4月12日付

ビリー ジーン・キング・カップ プレーオフ|日本 0-4 ウクライナ

第1日|4月16日(金)

第1試合 ●村松千裕(グラムスリー:単223位)3-6 2-6 ○エリナ・スビトリーナ(単5位)

第2試合 ●内藤祐希(亀田製菓:単172位)3-6 3-6 ○マルタ・コスチュク(単84位)

第2日|4月17日(土)

第3試合 ●内藤祐希(亀田製菓:単172位)2-6 6-4 6-7(3) ○エリナ・スビトリーナ(単5位)

第4試合 村松千裕(グラムスリー:単223位)打切 マルタ・コスチュク(単84位)

第5試合 ●秋田史帆(橋本総業ホールディングス:複685位)/佐藤久真莉(富士薬品:複854位)2-6 6-7(2) ○リューメラ・キッシャノック(複46位)/ナディヤ・キッシャノック(複45位)

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写真提供◎日本テニス協会

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